1月の全日本選手権、男子シングルスで初優勝を果たした及川瑞基(木下グループ)。本日発売の卓球王国2021年5月号『及川瑞基のストロング・テク』では、及川本人がそのオールラウンドで穴のないプレーを解説してくれている。
前編の今回は基本のフォアドライブ、バックドライブを中心に紹介しているが、そのボールは160㎝という身長以上の迫力がある。小学生時代に及川を指導していたのは、張本智和(木下グループ)の父・宇さん。宇さんが指導で特に重きを置いているのはフォームだが、及川も小学生時代に徹底して基礎とフォームを指導してもらったことが現在につながっていると話す。
そうした基礎をベースにしながら、長年ドイツ・ブンデスリーガでプレーする中で得点能力を磨いていったが、そのテクニックも本人が紹介。本人は「自分のプレーには“これ”という部分がない」と語るが、ブンデスリーガに居並ぶ屈強なヨーロッパ選手たちの中で、小柄な及川が勝つために身につけたクレバーなテクニックは必見だ。
小学生時代に身につけたオールラウンドかつ確かな技術力と、ドイツ武者修行で培われた得点能力、そして現在テーマに掲げている「攻め」の意識、そのすべてが詰め込まれた技術特集となっているので、お見逃しなく。
★YouTube上で動画も公開中!
ツイート