●女子準決勝
〈サンリツ 3-2 神戸松蔭女子学院大〉
○出雲美空 8、-9、9、8 枝廣瞳
○塩見真希 9、-9、8、4 木塚陽菜
梅村優香／塩見真希 9、-10、-10 榎谷優香／木塚陽菜○
梅村優香 3、8、-8、-8、-11 鶴岡美菜○
○松平志穂 -9、11、4、14 鶴岡菜月
サンリツが神戸松蔭女子学院大を跳ね除け決勝に進出。1番で出場した出雲、2番で出場した塩見は共に今年からサンリツに加入。出雲は枝廣の回転量豊富なフォアドライブをバック面の異質ラバーでブロックしながらチャンスボールを確実に叩き込み、塩見も木塚との激しいラリー戦を制してそれぞれ勝利を飾った。このままサンリツが勝ち切るかと思ったが、インカレ王者の神戸松蔭が強さを見せて3・4番を連取し、勝負はラストへ。
ラストに出場したサンリツの松平は、神戸松蔭の鶴岡菜月に1ゲーム目を奪われるも、2ゲーム目以降は得意のしゃがみ込みサービスから試合を優位に進めると、３ゲームを連取して勝利。キャプテンの意地を見せた。サンリツはファイナル4に過去9回出場しながらも優勝はなし。10 回目の挑戦にして頂点に立つことができるのか。
守備力の高さが光った出雲
5番で勝利した松平
梅村を逆転で下した鶴岡美菜
〈中国電力 3-1 昭和電工マテリアルズ〉
○中森帆南 7、-9、6、-9、7 奥下茜里
井絢乃 8、-9、-10、-5 牛嶋星羅○
○成本綾海／井絢乃 12、-9、11 奥下茜里／山本笙子
○成本綾海 8、8、12 田口瑛美子
昨年のファイナル4決勝で激突した中国電力と昭和電工マテリアルズが準決勝で対戦。昨年と同様、今回も中国電力に軍配が上がる。
1番で出場した奥下がフルゲームの激戦の末に奥下を下すも、2番では井が牛嶋のカットを攻略できず1-1でダブルスへ。昨年まで単複の軸として活躍していた宋が引退したことで、今年から団体で起用されている成本／井が奥下／山本とのシーソーゲームをものにすると、ダブルスに出場した成本が続けて4番に出場し、田口をストレートで下した。中国電力は明日の決勝でサンリツと激突。今年の日本リーグでの対戦戦績は、前期は3-2で中国電力が勝利、後期は3-2でサンリツが勝利と全くの互角。宿敵を倒し連覇達成なるか。
切り込み隊長として1番で勝利した中森
抜群のコンビネーションを見せた成本（左）／井
井の攻撃を冷静にさばいた牛嶋
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