インドで開催中のWTTスターコンテンダーゴア。昨日(4日)男女シングルスの準決勝、混合ダブルスの決勝が行われた。
〈混合ダブルス〉
●決勝
張禹珍/田志希(韓国) 7、-8、10、7 戸上/張本美和
混合ダブルスでは、戸上隼輔(明治大)/張本美和(木下アカデミー)が張本智和(IMG)/早田ひな(日本生命)を下して勝ち上がった実力者ペア・張禹珍/田志希(韓国)と決勝で対戦。ともに1ゲームずつ奪い、1-1で迎えた第3ゲームでは、戸上/張本がマッチポイントを握るも決めきれずゲームを落とす。
第4ゲームでは、張禹珍/田志希がラリーで抜群のコンビネーションを見せ、序盤で大きく点差を離され、惜しくも敗戦。しかし初のペアリングでの決勝進出は立派な成績だ。
戸上、張本は、本日行われる男女ダブルス決勝に、それぞれ宇田幸矢(明治大)、長﨑美柚(木下グループ)とのペアで出場し、ともに頂点を狙う。
〈男子シングルス〉
●準決勝
梁靖崑(中国) 9、6、-8、5 張本智和
林詩棟(中国) 7、5、4 F.ルブラン(フランス)
男子シングルスでは、張本智和が日本勢で唯一準決勝に進出。準決勝は、林高遠(中国)との同士討ちを制して勝ち上がった梁靖崑(中国)と対戦し、1-3で惜敗。張本は0-2から意地で1ゲームを盛り返すも、最後は無理のないプレーとラリーでのコース取りが光った梁靖崑に軍配があがった。
〈女子シングルス〉
●準決勝
王芸迪(中国)4、-7、-9、9、8 張本美和
鄭怡静(チャイニーズタイペイ) 10、-9、-9、9、5 平野美宇
女子シングルでは平野美宇(木下グループ)、張本美和(木下アカデミー)が準決勝に進出。平野は、早田ひな(日本生命)を下して勝ち上がった鄭怡静(チャイニーズタイペイ)と対戦。両者ともに一歩も譲らない激しいラリーの応酬が続いたが、バッククロスの打ち合いで力を発揮した鄭怡静が逃げ切って勝利となった。
また、快進撃を続けた張本美和は準決勝で王芸迪(中国)と対戦。張本は1ゲーム目を4で取られるも、2ゲーム目からは得意のバックハンドが冴え、王芸迪のフォアを攻める戦術で2ゲームを連取。しかし王芸迪がここから意地を見せ、逆転勝利で決勝へ進んだ。張本は敗れたものの、中学生とは思えないプレーで王芸迪を大いに苦しめた。
写真提供:WTT
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