WTTチャンピオンズ仁川は昨日(29日)男女シングルス2回戦が行われ、ベスト8がでそろった。
日本選手では早田ひな(日本生命)、伊藤美誠(スターツ)、張本智和(智和企画)、張本美和(木下グループ)が昨日行われた2回戦に登場し、早田はメシュレフ(エジプト)との左腕対決に勝利して準々決勝進出一番乗り。
メシュレフの独特なリズムのボールにしっかり対応した早田
張本智和も、韓国期待のホープ・呉晙誠(韓国)にゲームカウント2-0から2-2に追い上げられるも、最後は逃げ切って勝利し、8強入りを決めた。
なお、本日行われる準々決勝では、早田が孫穎莎(中国)、張本智和が樊振東(中国)と激突。ともに世界王者相手に勝利なるか。
13;20〜 張本智和 vs. 樊振東(中国)
14:30〜 早田ひなvs. 孫穎莎(中国)
苦しみながらも勝利し、準々決勝進出を決めた張本
天才的なボールタッチで張本を追い詰めた呉晙誠(韓国)
また伊藤、張本美和はそれぞれ田志希(韓国)、陳夢(中国)に敗れ、惜しくも2回戦敗退。伊藤は1ゲーム目を落としながらも冷静な試合運びを見せて2ゲーム連取で勝利に迫るも、田志希の気迫のこもったプレーに押され、逆転を許した。
気迫あふれるプレーで逆転勝利を収めた田志希(韓国)
伊藤は勝利にあと一歩及ばず、ベスト16で終戦
張本は世界選手権釜山大会の決勝ラストでも対戦していた陳夢にストレートで敗戦。弾道の低いループドライブや緩急に苦しみ、得意のバッククロスでの打ち合いで主導権を握れなかった。
張本は陳夢から金星をあげられず
写真提供:WTT
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