6月11日および6月18日発表の世界ランキングの順位により、ランキング推薦によるパリ五輪シングルス出場資格獲得選手が決定。新たに男子18名、女子17名が出場資格を手にした。
世界ランキング推薦はシングルス出場枠「2」が自動的に割り振られるパリ五輪団体戦出場チーム、各大陸予選でのシングルス出場資格獲得者以外の選手が対象。ひとつの協会あたり最大2名までに出場資格が与えられる。
まず6月11日発表の世界ランキングでは大陸別出場枠「1」が割り振られたアフリカ、アメリカ大陸、アジア、ヨーロッパ、オセアニア(男子のみ)の男子5名、女子4名ずつが出場資格を獲得。男子のアルナ(ナイジェリア)、女子のA.ディアス(プエルトリコ)らが出場資格を手にした。続いて6月18日発表の世界ランキングでは大陸に関係なく、男子12名、女子13名ずつに推薦による出場資格が与えられ、女子では60歳の倪夏蓮(ルクセンブルク)も自身6度目の五輪に挑む権利をつかんだ。ランキング推薦による出場資格獲得者は下記のとおり。
【男子】
◆大陸別出場枠
アルナ(ナイジェリア/アフリカ)
ブルゴス(チリ/アメリカ大陸)
ゲラシメンコ(カザフスタン/アジア)
ロブレス(スペイン/ヨーロッパ)
ロジャー・ワン(ニュージーランド/オセアニア)
◆世界ランキング推薦
ピッチフォード(イギリス)
O.イオネスク(ルーマニア)
No.アラミヤン(イラン)
Da.ハベソーン(オーストリア)
E.イオネスク(ルーマニア)
アファナドル(プエルトリコ)
アレグロ(ベルギー)
ミノ(エクアドル)
ディアウ(セネガル)
ゴンザレス(プエルトリコ)
ムラデノビッチ(ルクセンブルク)
ニュイティンク(ベルギー)
【女子】
◆大陸別出場枠
ログライビ(アルジェリア/アフリカ)
A.ディアス(プエルトリコ/アメリカ大陸)
ジョウ・ジンイ(シンガポール/アジア)
ヤン・シャオシン(モナコ/ヨーロッパ)
◆世界ランキング推薦
ポルカノバ(オーストリア)
倪夏蓮(ルクセンブルク)
ピッコリン(イタリア)
シャオ・マリア(スペイン)
ポータ(ハンガリー)
マロバビッチ(クロアチア)
マテロバ(チェコ)
ルプレスク(セルビア)
ヴィヴァレッリ(イタリア)
デヌッテ(ルクセンブルク)
アルティンカヤ(トルコ)
ブラティエコ(ウクライナ)
この後、NOC(国内オリンピック委員会)による第三者委員会招待選手(ワイルドカード)で男女1名ずつにシングルス出場資格が与えられ、7月8日のエントリー期限をもって、最終的なパリ五輪出場選手が出揃うこととなる。
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