10月2日、日本卓球協会は、10月2日現在の「2024年パリオリンピック選考ポイント」の獲得状況を更新。アジア競技大会での獲得ポイントが加算され、女子シングルス銀メダルの早田ひな(日本生命/写真)は累計ポイントを700.5とした。順位に変わりはない。
アジア競技大会のシングルスには、男女各2選手が出場。女子シングルス準決勝で死闘を制し、同種目29年ぶりの決勝進出を果たした早田は、60ポイントを獲得。また、男子ベスト8の張本智和(智和企画)は20ポイント、吉村真晴(TEAM MAHARU)と平野美宇(木下グループ)はベスト16で10ポイントを獲得した。
※アジア競技大会は、2022年開催予定から延期となった大会のため、獲得ポイント数はアジア選手権の半分。また、中国トップ3選手への勝利ポイントも対象外
来年夏のパリオリンピック卓球競技の日本代表候補予定選手(シングルス・団体戦)は、2024年1月の全日本選手権終了後の合計ポイント上位2名が選出されることになっている。
累計ポイント700.5の早田は、2位の平野と270.5ポイントの差をつけており、女子1位での通過がほぼ確実となっている。(今後の主なポイント対象大会:11月 全農カップ大阪大会 優勝ポイント100/2024年1月の全日本選手権 優勝ポイント120/Tリーグ勝利ポイント/中国トップ3選手勝利ポイント)
なお、男子でトップを走る張本(589.5ポイント)も、現在3位の田中佑汰(個人/302ポイント)との差が287.5ポイントとなっており、仮に今後の選考大会でまったくポイントを獲得できなかったとしても、2位以内に入るのは確実と言える状況だ。
最新の『2024年 パリオリンピック選考ポイント 上位16名』(10月2日現在)は下記のとおり
(10月2日 日本卓球協会発表)
【女子】
1:早田ひな 700.5 pt
2:平野美宇 430 pt
3:伊藤美誠 409.5 pt
4:木原美悠 268 pt
5:佐藤 瞳 230 pt
6:張本美和 226.5 pt
7:長﨑美柚 202 pt
8:芝田沙季 185 pt
9:大藤沙月 162 pt
10:森さくら 159.5 pt
11:安藤みなみ 136 pt
12:橋本帆乃香 128 pt
13:横井咲桜 124 pt
14:井 絢乃 70 pt
15:加藤美優 69.5 pt
16:出雲美空 41 pt
【男子】
1:張本智和 589.5 pt
2:戸上隼輔 404 pt
3:田中佑汰 302 pt
4:篠塚大登 273 pt
5:吉山僚一 208 pt
6:曽根 翔 207 pt
7:宇田幸矢 183 pt
8:吉村真晴 180 pt
9:及川瑞基 152.5 pt
10:横谷 晟 134 pt
11:有延大夢 109 pt
12:濵田一輝 98.5 pt
13:谷垣佑真 97 pt
14:松下大星 91 pt
15:木造勇人 83 pt
16:松島輝空 78 pt
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