3月4日、全日本王者・松島輝空が所属先の木下グループ本社(東京・新宿)を訪問し、社員との交流イベントが開催された。卓球やジャンケン大会を通じて、社員たちとの親睦を深めた。
松島によるデモンストレーション。延々と続くラリーに社員は釘付けになった
松島のデモンストレーションでは、卓球台に置かれた的をドライブやサービスで倒すという高度なテクニックを披露。「5本で倒します」と自信を見せた松島だったが、多くの社員に見守られる中、思うように的を倒せず苦戦。「見たことないくらい緊張しています」とTリーグ・木下マイスター東京の監督代理である王凱氏も驚きを隠せなかった。それでも最後にはしっかりとすべての的を倒し、「人生でここまで当たらなかったのは初めて」と松島も笑顔を見せた。
最後はすべての的を倒した松島。プレッシャーに打ち勝った
さらに、社員とのハンデ付きラリー対決では、ラケットのほか、ピコピコハンマーやスリッパを使ったプレーにも挑戦。相手は卓球ラケット、松島はスリッパというハンデつきの対戦では、社員のスマッシュを浴びて敗れ、顔を覆いながらしゃがみ込む場面もあり、普段あまり見せない「ソラスマイル」が終始あふれていた。
スリッパでの対決で敗れ、しゃがみ込む松島
イベントの最後には、松島が「ハンマーで卓球をしたのは初めてで、とても楽しかった。次のロス五輪では絶対にメダルを獲って帰ってきます。またこういったイベントを開催してもらえるように頑張ります」と力強く意気込みを語った。
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