上写真:松島輝空。準々決勝ではモーレゴードに4-0で勝利(写真:レミー・グロス)
大会6日目となった『ITTF男女ワールドカップ』(3月30日〜4月5日)。4月4日のセッション1では男女の準々決勝4試合が行われ、最終日のコートに立つ、準決勝進出者がまず4名決定した。
日本勢では、本日のトップバッターとして張本智和が登場し、林昀儒(チャイニーズタイペイ)と対戦。1ゲーム目をジュースで奪ったが、2ゲーム目以降は調子の上がってきた林昀儒の勢いを止められず、1-4で敗退となった。
松島輝空は、苦手とするモーレゴード(スウェーデン)との対戦だったが、この日は出足から絶好調。打球点の早い両ハンド強打を次々に決めてゲームカウント3-0とリードすると、第4ゲームはわずか1点しかモーレゴードに与えず、完勝。5日の準決勝では張本を破った林昀儒と対戦する。
女子では、2024年にアンチラバーに変更して以来俄然パワーアップしたヴィンター(ドイツ)が、決勝トーナメント1回戦の覃予萱に続き、準々決勝では王芸迪に勝利。中国選手を2連破して準決勝へ駒を進めた。変化+パワーという史上稀に見るオリジナルな戦型で旋風を巻き起こし続けている。準決勝の相手は、前回チャンピオンの孫穎莎だ。
その孫穎莎(中国)と準々決勝で死闘を演じたのが、アフリカの天才少女・ゴーダ(エジプト)。バックハンドのフラット強打、粘り強いブロックからの反撃、厳しいサービス・レシーブなどを武器に素晴らしいファイトを見せて、一時は3-2とゲームをリード。3-3となった最終第7ゲームでも10-8とマッチポイントを握ったが、最後はサービス・レシーブが単調になったところを孫穎莎が見逃さず、11-13でゴーダの敗戦となった。涙に暮れたゴーダだったが、世界に強烈なインパクトを残した。今後の飛躍にも大いに期待したい。
4日のここまでの記録は、以下の通り。
●準々決勝
【男子】
林昀儒(チャイニーズタイペイ) 4(12-14, 11-5, 11-7, 11-9, 11-4)1 張本智和
松島輝空 4(11-7, 11-7, 11-8, 11-1)0 モーレゴード(スウェーデン)
【女子】
孫穎莎(中国) 4(13-11, 11-8, 14-16, 5-11, 10-12, 11-3, 13-11)3 ゴーダ(エジプト)
ヴィンター(ドイツ) 4(11-7, 11-9, 11-9, 11-8)0 王芸迪(中国)
4日の残りの試合は、以下の通り(開始時間は日本基準)
●準々決勝
【男子】
王楚欽(中国) vs. ヨルジッチ(スロベニア) 19時45分〜
A. ルブラン(フランス)vs. カルデラノ(ブラジル) 21時15分〜
【女子】
陳幸同(中国) vs. 申裕斌(韓国) 19時〜
橋本帆乃香 vs. 王曼昱(中国) 20時30分〜
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