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WTTフィーダー パルマ、日本勢がダブルス2種目制覇!赤江はシングルスで準優勝

11月29日~12月3日にかけて、イタリア・パルマで『WTTフィーダーパルマ2025』が開催された。男女シングルス、男女・混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、日本からは男女6選手が参戦。男子ダブルスで岡野俊介/横谷晟(朝日大/宮崎県スポーツ協会)、女子ダブルスで赤江夏星/面手凛(日本生命/山陽学園高)が優勝し、2種目で日本勢が頂点に立った。

また、女子シングルスでは赤江夏星(日本生命)が準優勝。今大会も第1シードとして挑み、準決勝まで危なげない勝ち上がりを見せたが、決勝で梁夏銀(韓国)に2-3で惜敗。ゲームカウント0-2から追いつく粘りを見せたが、最終ゲームで力尽き、『WTTフィーダーデュッセルドルフII 2025』に続く単複二冠には届かなかった。

男子シングルスでは、セイフリード(フランス)が『WTTフィーダーデュッセルドルフII 2025』に続いて栄冠をつかんだ。長身を生かしたしなやかな両ハンドと巧みなコース取りを武器に、3回戦でギオニス(ギリシャ)、準々決勝でピスチェイ(スロバキア)、決勝でフレイタス(ポルトガル)と経験豊富な実力者たちを連破した。また、日本男子は岡野、徳田幹太(早稲田大)の2回戦進出が最高成績となった。

なお、各種目の入賞者は下記のとおり

〈男子シングルス〉
優勝:セイフリード(フランス)
準優勝:フレイタス(ポルトガル)
3位:趙勝敏(韓国)、デサイ(インド)
2回戦敗退(ベスト32):岡野俊介(朝日大)、徳田幹太(早稲田大)
1回戦敗退(ベスト64):横谷晟(宮崎県スポーツ協会)

2大会連続で男子シングルスを制したセイフリード

〈女子シングルス〉
優勝:梁夏銀(韓国)
準優勝:赤江夏星(日本生命)
3位:崔海恩、金成珍(ともに韓国)
2回戦敗退(ベスト32):麻生麗名(日本生命)、面手凛(山陽学園高)

女子シングルス優勝の梁夏銀。2018年以来となる国際大会シングルスタイトルを獲得した

〈男子ダブルス〉
優勝:岡野俊介/横谷晟(朝日大/宮崎県スポーツ協会)
準優勝:フレイタス/アポロニア(ポルトガル)
3位:N.ナレーシュ/スラヴァジュラ(アメリカ/インド)、金大宇/張成溢(韓国)

男子ダブルス優勝:岡野俊介(右)/横谷晟

〈女子ダブルス〉
優勝:赤江夏星/面手凛(日本生命/山陽学園高)
準優勝:崔瑞妍/イ・ダウン(韓国)
3位:金成珍/李多恩、朴佳賢李承恩(韓国)

女子ダブルス優勝:赤江夏星(左)/面手凛

〈混合ダブルス〉
優勝:張成溢/梁夏銀(韓国)
準優勝:趙勝敏/柳是宇(韓国)
3位:モンテイロ/リール(ポルトガル)、カルキ/ミルカディロワ(カザフスタン)

混合ダブルス優勝:張成溢/梁夏銀

写真提供:WTT

 

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