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      <卓球王国2022年7月号より>
2017年の『Q3』発売から、『Q4』、『Q5』と続き、ミズノのラバーとしてのポジションを確立してきた『Q』シリーズ。リリースを重ねるごとに、その性能はアップデートされ、トップ選手や上級者層でも使用者は増加している。
それだけに止まらず、ミズノが次に狙ったのは初・中級者層。より広く、より多くのユーザーを『Q』シリーズへと取り込みにかかった。
昨年末(2021年末)に『Q QUALITY』とともに発売された『Q1』は、『Q5』を頂点とする『Q』シリーズの入門モデルという位置付けのラバー。税込価格4千円代中盤でありながら、しっかりと『Q』シリーズの実力を体感できる一枚だ。
軟らかなトップシートとスポンジを組み合わせ、柔らかくもコシがある打球感。ボールの食い込みが良く、強いインパクトでなくとも軽快にボールが飛び出し、「『Q』らしさ」を維持しながら、操作性は高い。
特筆すべきはトップシートの強さが生み出す高い回転性能。軽打でも強打でも、スリップせずにボールをつかみ、オートマティックに回転がかかる。
トップ志向のスピン系テンションに近い回転性能がありながら、弾みは控えめなので安定感は抜群。多少体勢が崩れても、インパクトが弱くとも、『Q1』がカバーし、ボールが弧線を描いてくれる。
初・中級者層をターゲットにした『Q1』と同価格帯のスピン系テンションは、各メーカーからリリースされているが、『Q1』は回転性能においてそれらの一歩先を行く感がある。価格以上のポテンシャルを秘めたラバーと言えるだろう。
ミズノはユーザーに改めて問う。「本当に今のラバーで満足か?」と。答えは『Q1』に込められている。

細めで高い粒が特徴のトップシート。スポンジはシリーズ共通のパープルで硬さは44度
 
●スピン系テンション裏ソフト
●¥4,620(税込)
●厚さ:特厚・厚・中
●ミズノ㈱ お客様相談センター
0120・320・799
photo >> Yoshinori Eto
text >> Takazumi Asano
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