卓球王国 2024年4月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
大会報道

全国ラージボール卓球大会の全日程が終了。最終日は男女シングルス8種目でチャンピオンが決定

福井県・福井県営体育館で行われていた全国ラージボール大会は全種目が終了。本日は男女シングルス8種目で優勝者が誕生した。

 

【男子シングルス一般】

優勝:石田拳志郎(TEAM-JOOLA・東京)

準優勝:今津健太郎(Team-Metro・兵庫)

全日本ラージの混合複では2連覇の経験を持つ石田。バックハンドの緩急を駆使して戦った

決勝では今津とのフルゲームジュースの激戦を制した

⚫️以下、石田拳志郎コメント

「疲れましたね。全日本ラージで入賞している分プレッシャーもあったし、負けられないという気持ちが大きかったので気疲れがすごいです。
決勝の2ゲーム目を取られた時は本当に焦りました。(最終ゲームのジュースを取り切れたのは)少し経験値が上回っていたのと、運がよかったのかなと思います。得意のカットブロックを駆使しながら戦ったけど、決勝ではすぐに対応されてしまった。それが効かなくなってからは根気勝負。攻撃力もラリー力も相手の方が上だったので、なるべく細かいところミスしないで、ボールをつないで点数を取ることを意識しました。あとは根性です。
来年は全日本ラージに出場して、混合複の優勝をメインに頑張りたいと思います」

 

【男子シングルス40】

優勝:大槻満(西京味噌いかる・京都)

準優勝:豊永大地(MT卓球スクール・高知)

決勝では豊永に1ゲームを先取されながらも、粘りのプレーで逆転勝利を果たした大槻

 

【男子シングルス50】

優勝:出雲勇規(ぺんたす・静岡)

準優勝:小針隆志(MAY YOUNG・東京)

決勝では粘りのあるプレーが持ち味の小針に勝利した出雲。日本式ペンらしいパワフルなフォアドライブが光った

 

【男子シングルス60】

優勝:東龍太郎(城西スフィーダ・徳島)

準優勝:横山博美(Jatco・静岡)

左利きのカット型という珍しい戦型の東。簡単にミスをしなかった

 

【女子シングルス一般】

優勝:吉良あすか(所沢市役所・埼玉)

準優勝:池田侑香里(ニッタサンフレンド・東京)

中央大出身の吉良。カットもさることながら、要所で見せる攻撃も大きな得点源となった

優勝を決めて満面の笑顔を見せた

⚫️以下、吉良あすかコメント

「優勝できるとは思っていなかったので嬉しいです。(優勝の要因は)練習をたくさんやり込んだことです。週に2~3回くらい、ダブルスパートナーと練習をしました。
自分はカットマンなので、ミスをしないことを考えてプレーしました。決勝も苦しい試合でしたが、今までやってきたことを出すしかないと思って頑張りました。来年は全日本ラージに出場して、上位進出を目指したいと思います」

 

【女子シングルス40】

優勝:山崎玲奈(神山TTC・青森)

準優勝:吉田朝子(本城クラブ・愛知)

常に冷静にプレーした山崎。安定感の高いカットが特徴

 

【女子シングルス50】

優勝:山崎規子(斐川クラブ・島根)

準優勝:逆瀬川伸恵(HYOGOラージ)

山崎はダイナミックなフォアドライブを武器に、決勝では逆瀬川との激戦を制した

 

【女子シングルス60】

優勝:野田京子(JAM・福岡)

準優勝:小林禮子(筑西卓友クラブ・茨城)

小林のカットを見事に攻略して頂点に立った野田

関連する記事