3月17日まで開催中のシンガポールスマッシュ2024。昨日(14日)男女シングルス3回戦が行われ、ベスト8が出そろった。
男子シングルスでは、43歳のボル(ドイツ)、41歳のアチャンタ(インド)がそれぞれ林詩棟(中国)、O.アサール(エジプト)を退けて8強入りと奮闘を見せている。その他、第2シードの王楚欽(中国)、昨日張本智和(智和企画)との死闘を制した梁靖崑(中国)、林昀儒(チャイニーズタイペイ)、F.ルブラン(フランス)、フランチスカ、チウ・ダン(ともにドイツ)が準々決勝進出を果たしている。
8強入りした半分が欧州勢の男子に対し、女子は8強をアジア勢が独占。中国の6選手が順当に勝ち上がったほか、申裕斌(韓国)、平野美宇(木下グループ)との同士討ちを制した伊藤美誠(スターツ)がベスト8入りとなった。
なお、伊藤は本日(15日)20:35〜(日本時間)より行われる準々決勝で王曼昱(中国)と対戦する。
また昨日行われた女子シングルス3回戦に登場した張本美和(木下グループ)は、今年3度目の対戦となった孫穎莎(中国)に敗れ、ベスト16で大会を終えた。バッククロスでの打ち合いではミドルを突きながら積極的に攻め、互角のラリーも展開したが、孫穎莎のパワーあふれる両ハンドに最後まで苦しんだ。
男女ダブルスでは、日本選手で勝ち残っていた戸上隼輔/篠塚大登(明治大/愛知工業大)、木原美悠/朱芊曦(木下グループ/韓国)がともに世界選手権ダーバン大会銀メダルのペアと対戦。戸上/篠塚は張禹珍/林鐘勲(韓国)にゲームカウント2-1リードから逆転を許し、惜しくも準々決勝で敗退となった。
一方、国際ペアとして出場した木原/朱芊曦は、田志希/申裕斌(韓国)をゲームカウント3−1で破る金星。見事、準決勝進出を果たした。本日17:00〜(日本時間)より行われる準決勝では、鄭怡静/李昱諄(チャイニーズタイペイ)と対戦する。
その他、女子ダブルスでは60歳のレジェンド・倪夏蓮と31歳のデヌッテ(ルクセンブルク)がマテロバ/バラゾバ(チェコ/スロバキア)をゲームカウント3-1で退け、4強入りを果たした。
また混合ダブルスでは張本(智)/早田ひな(日本生命)が林鐘勲/申裕斌(韓国)に準決勝で敗れ、決勝進出に一歩届かなかった。
写真提供:WTT
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