いよいよ大会最終日を迎えたシンガポールスマッシュ2024。昨日(16日)、男女ダブルスの決勝が行われ、すでに終了した混合ダブルスに続き、優勝ペアが決定した。
男子ダブルスは、決勝で同大会2連覇の樊振東/王楚欽(中国)との同士討ちを制した馬龍/林高遠(中国)が優勝。ゲームカウント2−2で迎えた最終ゲームは樊振東/王楚欽に1-4とリードされる苦しい立ち上がりとなったが、臆さずに攻撃を仕掛け続け、9-10、10−11と2度のマッチポイントをしのいで優勝を決めた。また馬龍は、2021年から正式に始動したWTTシリーズにおいて、今回のダブルス優勝が自身初のWTTタイトルとなった。
女子ダブルスは、2回戦でポルカノバ/スッチ(オーストリア/ルーマニア)にゲームカウント1−2から逆転勝利を収めて、徐々に調子を上げた陳夢/王曼昱(中国)が、決勝で鄭怡静/李昱諄(チャイニーズタイペイ)を下して栄冠。
決勝では、2ゲーム目こそ競り合ったものの、陳夢/王曼昱がサービス・レシーブどちらからの展開でも優位に立ち、ラリー戦でも相手の動きを読みながら的確にコースを突くなど、余裕すら感じさせる戦いぶりで、ストレートで勝利した。
写真提供:WTT
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