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伊藤美誠、王曼昱に敗れるも価値あるベスト8 シンガポールスマッシュ2024

3月7〜17日にかけてシンガポールで開催中のシンガポールスマッシュ2024。本日(15日)男女シングルス準々決勝が行われ、日本勢で唯一勝ち残っていた伊藤美誠(スターツ)が登場。21年世界女王の王曼昱(中国)と対戦し、ゲームカウント2−4で敗れ、ベスト8で終戦となった。

試合に敗れはしたものの、伸び伸びとしたプレーが印象的だった伊藤。持ち味である速攻が冴えわたり、バックへのボールに対しては積極的に回り込みフォアスマッシュで迎え打ち、2ゲームを先行する奮闘を見せた。

「ミマパンチ」が炸裂した伊藤。五輪選考レースの重圧から開放されたせいか、プレーに伊藤らしさが戻ってきた(写真は2023年のWTTチャンピオンズ新郷より)

3ゲーム目からは、王曼昱も長いリーチをしならせながら放つ威力のあるドライブで反撃。弧線を描いた回転量豊富なドライブで伊藤のスマッシュミスを誘うなどさすがの対応力を見せ、4ゲーム連取で一気に勝負を決めた。

元世界女王の意地を見せた王曼昱。伊藤に勝利し、準決勝進出を決めた

写真提供:WTT

 

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