本日より山形県で第51回全国高等学校選抜卓球大会の競技がスタート。競技初日の今日は男子・山形県総合運動公園体育館、女子・山形市総合スポーツセンターの2会場で予選リーグが行われ、決勝トーナメント進出校が出揃った。明日行われる決勝トーナメント1回戦の組み合わせは下記のとおり。
【男子】
●決勝トーナメント1回戦
野田学園（山口）vs.関西（岡山）
遊学館（石川）vs.東山（京都）
出雲北陵（島根）vs.北科大（北海道）
上宮（大阪）vs.明徳義塾（高知）
明豊（大分）vs.東奥学園（青森）
希望が丘（福岡）vs.育英（兵庫）
実践学園（東京）vs.静岡学園（静岡）
浜松修学舎（静岡）vs.愛工大名電（愛知）
連覇を目指す野田学園、王座奪還に燃える愛工大名電はともに予選リーグ2試合に3-0で勝利。昨年のインターハイ準優勝・明豊は尽誠学園（香川）に苦しめられたが3-2で勝利して決勝トーナメント進出を決めた。
連覇に挑む野田学園。写真は今大会2点起用の飯村
昨年は決勝で敗れたリベンジに燃える愛工大名電。開催地である山形出身・菅沼の活躍にも期待
昨夏のインターハイからメンバーが大きく入れ替わった新生・明豊。嶋田は尽誠学園戦ラストで我慢のプレーで勝利
尽誠学園は明豊を追い詰めるも及ばず
地元開催の大会で上位進出を狙った鶴岡東は予選リーグで強豪の上宮と対戦するドローとなり、0-3で敗戦。無念の予選リーグ敗退となった。鶴岡東の他、山形からは県内屈指の進学校である山形南が出場。勝利はあげられなかったが健闘を見せた。
鶴岡東は上宮との強豪対決に敗れて上位進出はならず
県内屈指の進学校・山形南も奮闘。写真は2試合に出場した加藤
【女子】
●決勝トーナメント1回戦
四天王寺（大阪）vs.青森商業（青森）
土佐女子（高知）vs.山陽学園（岡山）
進徳女子（広島）vs.桜丘（愛知）
真岡女子（栃木）vs.愛み大瑞穂（愛知）
遊学館（石川）vs.武蔵野（東京）
桜の聖母（福島）vs.明豊（大分）
滋賀学園（滋賀）vs.横浜隼人（神奈川）
留萌（北海道）vs.明徳義塾（高知）
前回大会で8連覇を達成した四天王寺は予選リーグ2試合を1ゲームも落とさずに完勝。大きな番狂わせはなく、昨年のインターハイ準優勝の明徳義塾、同3位の愛み大瑞穂と進徳女子をはじめ、強豪校が決勝トーナメントに勝ち上がっている。その中で注目は桜丘。昨年のインターハイシングルス準優勝・栗山優菜、同3位・田旻一、2023年全日本ジュニアベスト8の山室早矢、今年1月の全日本シングルスで4回戦まで勝ち上がった伊藤ゆづきと強力なメンバーが揃っており、初優勝を狙う。
9連覇に挑む四天王寺。今大会のトップバッターに起用されたのは全日本ジュニア3位の兼吉
四天王寺の対抗馬一番手と目される桜丘。写真は栗山／山室
地元代表・山形城北は勝利ならず。写真は八重樫／今野
同じく地元代表の鶴岡東も予選リーグで敗退。写真は原
明日は男女とも山形県総合運動公園体育館で試合が行われ、ベスト4出揃う。
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