〈男子1位トーナメント〉●1回戦
福岡県選抜 3−1 埼玉県選抜
兵庫県選抜 3−0 栃木県選抜
神奈川県選抜 3−1 大分県選抜
広島県選抜 3−2 新潟県選抜
東京都選抜 3−0 岡山県選抜
京都府選抜 3−2 三重県選抜
静岡県選抜 3−1 島根県選抜
千葉県選抜 3−1 大阪府選抜
●準々決勝
福岡県選抜 3−2 兵庫県選抜
広島県選抜 3−2 神奈川県選抜
東京都選抜 3−0 京都府選抜
静岡県選抜 3−2 千葉県選抜
●準決勝
福岡県選抜 3−2 広島県選抜
東京都選抜 3−0 静岡県選抜
●決勝
〈東京都選抜 3−2 福岡県選抜〉
◯川口陽向 6、11、8 麻生結斗
◯濱野友希 5、−6、1、4 横田颯
石塚大智 7、5、−4、−9、−9 芝原圭吾◯
中﨑慧士 −8、7、−5、−12 森千暉◯
◯原田カイジ −6、8、11、7 吉川想真
男子1位トーナメント優勝は東京都選抜。宇田幸矢や小林広夢らを擁して優勝した2014年大会以来、10年ぶり3回目の優勝を飾った。
東京都選抜はグループリーグを含めた準決勝までの5試合で、グループリーグの長崎県選抜で1点落としただけという抜群の強さ。上位進出に向けてヤマ場と見られた1位トーナメント1回戦の岡山県選抜戦も3−0で制し、破竹の勢いで決勝に進出した。
決勝で激突したのは、対照的に接戦の連続を闘志満点のプレーで制してきた福岡県選抜。熱戦が続いたこともあり、3台進行でスタートした。東京が1番・川口、2番・濱野の勝利で2−0と王手をかけ、一気に勝負を決めるかと思われたが、福岡も3番・芝原、4番・森が猛烈なファイトで盛り返し、決着は5番ラストへともつれた。
6年生対決の5番は、ゲームカウント1−1の3ゲーム目が勝負の分かれ目だった。福岡の守護神・長身の吉川がゲームポイントを握られながらも11−10と逆転してゲームポイントを取り返したが、東京・原田が冷静なプレーで逆転。4ゲーム目も正確で威力あるバックドライブ、サービスのコース取りのうまさでリードを広げ、東京に10年ぶりのタイトルをもたらした。福岡県選抜は惜しくも2連覇はならずも、各選手が持てる力を十二分に発揮した。
3位は広島県選抜と静岡県選抜。広島県選抜はラストに控えたパワーヒッター・有働が1回戦の新潟県選抜戦ラストで川上のブロックを打ち破り、準々決勝ラストでは神奈川県選抜の切り札、加藤のカットをパワードライブで攻略した。静岡県選抜は準々決勝ラストで、田村対角田の実力派6年生対決を田村が僅差で制し、うれしい表彰台となった。
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