卓球王国 2024年12月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
大会報道

チャイナスマッシュ、還暦を迎えても健在、倪夏蓮が混合ダブルスに登場。松島輝空/張本美和はブラジルペアをフルゲームで退ける

11時からのセッションと18時からのセッションの2回に分けられて試合が行われているWTTチャイナスマッシュ。18時からの混合ダブルスにはムラデノビッチ/倪夏蓮(ルクセンブルグ)が登場し、地元中国の薜飛/銭天一と対戦。左ペン粒高の倪夏蓮とバック面にアンチラバーを貼るムラデノビッチの変化プレーに中国ペアが苦戦。中国ペアがなんとか逃げ切ったが、元中国代表で1983年の世界選手権東京大会の団体優勝メンバーで、還暦を迎えた倪夏蓮の老獪なプレーに往年のファンから熱い声援がおくられた。

変化球と多彩なテクニックで中国ペアを苦しめたムラデノビッチ/倪夏蓮

薜飛/銭天一は粒高とアンチで返されたボールにミスが出ていたが、最後は力を見せた

試合後にファンに笑顔で手を振る倪夏蓮

日本からの混合ダブルスは松島輝空/張本美和ペアが出場。初戦でイシイ/タカハシ(ブラジル)にフルゲームと迫られたが最終ゲームは一気に点差を離して勝利。2回戦へ駒を進めた。

日本の混合ダブルスは松島/張本の若手の実力者同士ペア。ここからの戦いが楽しみ

健闘したブラジルのイシイ/タカハシ

◆混合ダブルス1回戦

薜飛/銭天一 8、‐11、9、15 ムラデノビッチ/倪夏蓮(ルクセンブルグ)

松島輝空/張本美和 4、‐9、4、‐10、3 イシイ/タカハシ

関連する記事