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大会報道

中学選抜、決勝トーナメント進出チームが決定

 本日から島根・カミアリーナでスタートした中学選抜。初日の今日は予選リーグの全試合が終了し、明日行われる決勝トーナメント進出チームが決定。例年とは異なり、5選手による5シングルス、予選リーグは3ゲームズマッチで試合が行われた。

 

【男子団体決勝トーナメント】

●1回戦

A:大東(福井)vs.郡山第二(福島)

B:安田学園(東京)vs.松徳学院(島根)

C:弘前東(青森)vs.浜松修学舎(静岡)

D:香芝東(奈良)vs.出雲北陵(島根)

●準々決勝

中間東(福岡)vs.1回戦Aの勝者

愛工大名電(愛知)vs.1回戦Bの勝者

明徳義塾(高知)vs.1回戦Cの勝者

野田学園(山口)vs.1回戦Dの勝者

 

 連覇を狙う中間東、王座奪還を期す愛工大名電、初優勝に向けて好メンバーが揃った野田学園、上位常連の明徳義塾といった強豪は順当に予選を突破。地元・島根からは松徳学院、出雲北陵の2チームが決勝トーナメントに駒を進めている。

前回王者・中間東は連覇なるか。写真は面田

前回大会で連覇が6で途絶えた愛工大名電は王座奪還に燃える。写真は菅沼

野田学園はこれまで準優勝が最高成績。充実の布陣で初Vを狙う。写真は木村

出雲北陵は地元で初の選抜表彰台なるか。写真は小野

こちらも地元開催で初の表彰台を狙う松徳学院。写真は世古

 

【女子団体決勝トーナメント】

●1回戦

A:長森(岐阜)vs.武蔵野(東京)

B:横浜隼人(神奈川)vs.中間東(福岡)

C:日進(埼玉)vs.明徳義塾(高知)

D:明豊(大分)vs.名経大高蔵(愛知)

●準々決勝

貝塚第二(大阪)vs.1回戦Aの勝者

浜松修学舎(静岡)vs.1回戦Bの勝者

益田(島根)vs.1回戦Cの勝者

山陽学園(岡山)vs.1回戦Dの勝者

 

 女子も男子と同様に上位常連の強豪校が決勝トーナメントに名を連ねた。準々決勝から登場する上位4シードは予選リーグすべて5-0の完勝。前回優勝の貝塚第二は篠原、同じく準優勝の山陽学園は面手と絶対的エースがおり、脇を固める布陣も強力。地元の益田は選抜3大会連続の表彰台に期待したい。また、選抜最多の5度の優勝を誇る明徳義塾はじめ、横浜隼人、中間東、武蔵野と選抜優勝経験のあるチームも1回戦から表彰台を狙う。

前回女王の貝塚第二は余裕の予選突破。2019年カデット女王の篠原はさすがの実力を見せた

山陽女子から共学化し、「山陽学園」となり初の団体戦の全国大会。エースの面手は注目株

前回、前々回と3位の益田。地元でさらなる活躍を見せたい。写真は北代

女子最多5度の選抜優勝を誇る明徳義塾。声は出せなくても、今大会もチーム一丸の戦い

長森は5番フルゲームまでもつれた一戦を制して決勝トーナメントへ。写真はラストで勝利の森川

 

 新型コロナウイルスの影響もあって、今大会に不参加の都道府県もあった影響で、開催地の島根からは男女とも4校が出場。男女8校のうち3校が決勝トーナメントに進み、6校が勝利をあげる奮闘を見せた。

湖北はラストまでもつれた末に長森を下す。写真はチームに勝利をもたらした松浦

斐川西は勝利ならずも健闘。写真は松田

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