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愛知・スカイホール豊田で開催されている第50回全国高校選抜卓球大会は競技2日目が終了。学校対抗は男女とも決勝トーナメント準々決勝までが行われ、ベスト4が出揃った。女子に続き、男子の結果はこちら。
【男子決勝トーナメント1回戦】
愛工大名電（愛知） 3-1 希望が丘（福岡）
遊学館（石川） 3-2 明豊（大分）
静岡学園（静岡） 3-2 育英（兵庫）
明徳義塾（高知） 3-0 明秀日立（茨城）
出雲北陵（島根） 3-1 上宮（大阪）
鶴岡東（山形） 3-1 北科大（北海道）
実践学園（東京） 3-0 松徳学院（島根）
野田学園（山口） 3-0 関西（岡山）
【男子決勝トーナメント準々決勝】
〈愛工大名電 3-0 遊学館〉
○中村 -6、5、7、6 鈴木
○加山 -4、-7、7、12、8 赤尾
○中村／萩原 9、8、5 薜史／赤尾
1回戦で明豊を逆転で破った勢いそのままにぶつかって来た遊学館を相手に、王者・愛工大名電がストレートで勝利。2番では加山が赤尾に2ゲームを先行され、4ゲーム目も敗戦間際まで追い詰められたが、最後は意地の逆転勝利。最後は中村／萩原のサウスポーダブルスがきっちりと試合を締めた。
敗戦間際から逆転勝利の加山
パワフルなプレーを見せた赤尾だが、勝利はならず
〈明徳義塾 3-0 静岡学園〉
○坂本 10、-8、3、5 中村
○藤元 9、10、4 溜
○藤元／横部 7、8、-7、4 溜／福光
明徳義塾は藤元が2番で溜とのエース対決を制し、ダブルスでも勝利とまさに大黒柱の働き。チームを2大会連続での表彰台へと導いた。1回戦で育英との接戦に勝利した静岡学園だったが、選抜で初となるベスト4入りは叶わなかった。
溜とのエース対決に勝利するなど、藤元が2得点
静岡学園はカットの中村が粘りを見せた
〈出雲北陵 3-0 鶴岡東〉
○小川 -11、-9、11、4、10 志賀
○小野 -12、-9、4、4、5 梅木
○佐藤／小野 6、-7、5、3 多田／梅木
1・2番ともゲームカウント0-2から、持ち前の粘り強さで逆転勝利を収めた出雲北陵がダブルスも押し切って準決勝進出。特に1番の小川は3ゲーム目にマッチポイントを握られ、最終ゲームもジュースにもつれた末に勝利と、大きな1勝をあげた。鶴岡東は昨年の選抜は予選リーグ、インターハイも2回戦で敗退と苦しんでいたが、声出し応援が解禁となった今大会で復活。ガッツ全開の「らしい」戦いぶりで存在感を放った。
心は熱く、頭は冷静に。出雲北陵が鶴岡東を退ける
ガッツ全開、これぞ「鶴東」という戦いぶりを見せるもベスト8でストップ。写真は小川を追い詰めた志賀
〈野田学園 3-0 実践学園〉
○三木 6、9、9 水谷
○芝 8、6、6 大谷
○三木／木方 4、10、-7、4 下田／水谷
久しぶりのベスト8進出を果たした実践学園に対し、野田学園が1ゲームを落としたのみで圧勝。ライバルの愛工大名電が希望が丘戦で1失点を喫する中、無失点での勝利を続けている。今日終了した中学選抜では野田学園中が決勝で愛工大名電中を破り初優勝。中学に続く選抜制覇をかけて最終日に挑む。
野田学園はここまで無失点で準決勝へ
実践学園は下田／水谷が1ゲームを奪うにとどまる
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