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早田が準々決勝1番乗り!張本は2回戦敗退 WTTチャンピオンズ新郷

9〜15日まで中国・新郷で開催されているWTTチャンピオンズ新郷。昨日、男女シングルス1・2回戦が行われ、女子シングルス1回戦では、伊藤美誠(スターツ)、木原美悠(木下グループ)が登場し、伊藤はS.サウェータブット(タイ)に3-0で勝利し、2回戦進出を決めた。

一方木原は、初戦でいきなり陳幸同(中国)と対戦。好プレーを見せた木原だったが、ラリーでなかなか主導権を奪えずストレートで敗れ、初戦敗退となった。

また伊藤は、本日20時35分(日本時間)より行われる2回戦で、スッチ(ルーマニア)と対戦する。

2回戦に駒を進めた伊藤。持ち味である前陣での攻撃が光った

木原はラリーで主導権を握れず

 

早田ひな(日本生命)は2回戦でミッテルハム(ドイツ)と対戦。スピードを兼ね備えたパワードライブでミッテルハムを圧倒し、終始危なげない試合運びで準々決勝進出を決めた。

同じく2回戦に登場した石川佳純(全農)は、陳夢(中国)に敗れ2回戦敗退。粘り強く戦った石川だったが、ラリー戦でなかなか優位に立てずストレートで敗戦となった。

ミッテルハムに快勝した早田

日本男子勢で唯一2回戦に進出した張本智和(IMG)は、1回戦で篠塚大登(愛知工業大)を下して勝ち上がった林鐘勳(韓国)と対戦。林鐘勳とは22年アジアカップの決勝でも対戦し、当時は張本が4-1で勝利している。

今回の試合も1ゲーム目を4点で奪った張本に流れがあるかのように思われたが、2ゲーム目以降は林鐘勳のサービスに苦しみ、得意のチキータがなかなか決まらず連続でゲームを落とす。

ゲームカウント1-2と後がなくなった張本は、4ゲーム目、1-7と点差を広げられながらも、なんとかジュースに追いついたが、最後は思い切りの良さがあった林鐘勳に軍配があがった。

日本勢2連破で準々決勝進出を決めた林鐘勳

レシーブで迷いがあったか。得意の展開に持ち込めず2回戦で敗退となった張本

写真提供:WTT

 

☆WTTチャンピオンズ新郷 試合記録 
※日本選手のみ

〈男子シングルス〉

●1回戦

張本智和 -10、4、5、9 フランチスカ(ドイツ)

林鐘勳(韓国) 8、7、6 篠塚大登

モーレゴード(スウェーデン) 9、6、11 宇田幸矢

●2回戦

林鐘勳 -4、8、5、10 張本智和

 

〈女子シングルス〉

●1回戦

早田ひな 5、5、5 ユ・フ(ポルトガル)

石川佳純 5、4、11 A.ディアス(プエルトリコ)

伊藤美誠 7、6、7 S.サウェータブット(タイ)

陳幸同(中国) 4、8、8 木原美悠

●2回戦

早田ひな 6、3、6 ミッテルハム(ドイツ)

陳夢(中国) 7、6、6 石川佳純

 

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