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欧州リポート

前回3位・ボルが故障による世界選手権欠場を発表。代役としてフィルスがシングルスに出場

 世界選手権ダーバン大会開幕まで11日となった昨日、ドイツ代表として同大会に出場予定だったボルが左肩の故障による欠場を発表。ボルの代役としてフィルスがシングルスにエントリーすることも発表された。

 ボルは前回のヒューストン大会で40歳にして男子シングルスで3位入賞。10年ぶりにシングルスの表彰台に上がり、ファンを沸かせた。しかし、この3カ月ほど国内外問わず試合に出場しておらず、大会直前に無念の欠場。ボルは来年のパリ五輪出場を目指しており、現時点では無理をせず、故障の根本的な改善に努めるとDTTB(ドイツ卓球協会)のホームページでコメントを残した。

 「重い気持ちで欠場という決断を下さなければなりませんでした。私は来年のパリ五輪に焦点を合わせているので、故障の根本に迫り、徹底的に改善する必要があります。今は信頼できる医師や医学療法士の積極的なサポートのおかげで、治療も良い方向へ進んでいます。

 世界選手権はトレーニングや練習、準備をほとんどせずに出場するには大きすぎるイベントです。出場するチームメイトの幸運と成功を祈っています」(DTTBホームページより)

 ボルの欠場により、チウ・ダン、オフチャロフ、フランチスカ、ドゥダ、フィルスがドイツ代表としてダーバン大会のシングルスに出場する。

パリ五輪出場となれば自身にとって7度目の五輪出場となるボル

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