8月29日に競技がスタートした「パリパラリンピック卓球競技」。大会日程の前半のダブルスでは、日本勢のメダル獲得はならなかったが、日本時間で9月2日0時からシングルスが開始。これまでのシングルス日本勢の結果は以下のとおり。
●MS10 ベスト8決定
舟山真弘 3(11-7, 11-9, 11-5)0 BAKIC Luka(モンテネグロ)
●MS10 準々決勝
舟山真弘 2(11-13, 11-8, 16-14, 6-11, 5-11)3 BOHEAS Mateo(フランス)
●MS4 ベスト8決定
七野一輝 3(12-10, 11-8, 11-6)0 MARTIN Emeric(フランス)
齋藤元希 0(7-11, 8-11, 5-11)3 THOMAS Maxime(フランス)
●MS7 ベスト8決定
八木克勝 3(11-6, 11-4, 11-2)0 DOURBECKER Kevin(フランス)
●WS8 ベスト8決定
友野有理 3(11-4, 11-4, 11-0)0 HAUTIERE Lucie(フランス)
立位でもっとも障がいの程度が軽いクラス10で出場した舟山真弘(上写真:ITTF)は、初戦(ベスト8決定)をストレートで快勝。メダルがかかった準々決勝に挑んだが、BOHEAS(フランス)に序盤3ゲームとも激戦で2-1とリードを奪うも、惜しくも逆転負けとなった。在籍する早稲田大では関東学生リーグ戦に出場するなど、パラ大会だけでなく健常の世界でも揉まれ、めきめきと地力を伸ばしている舟山。2028ロス大会に繋がる戦いぶりとなった。
また車椅子のクラス4で出場した七野一輝は、フランス選手にストレートで勝利しベスト8に進出。一方、七野とダブルスを組んだ、同じクラス4の齋藤元希は、フランス選手にストレートで敗れ、上位進出はならなかった。
立位クラス7の八木克勝、そして立位クラス8の友野有理は、ともにフランス選手にストレート勝利でベスト8に進出。八木と友野は、ともに東京大会に続く2度目のパラリンピック出場で、念願のメダル獲得まであと1勝となった。
なお、クラス11(知的)の竹守彪、古川佳奈美、和田なつきの3選手は、いずれもシードにより準々決勝からの出場となる。今晩の試合の予定は以下のとおり(日本時間)。
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