<卓球王国2022年5月号より>
今年で創刊から25周年を迎えた卓球王国。この25年間で、卓球界が変わったところと言えば何だろう。そんなことを考えてみて、ふと思いついた小さな変化がある。試合で着るゲームシャツから「襟」が消えていったのだ。
今やゲームシャツのスタンダードは「襟なし」。だから「襟付き」が当たり前だった25年前の読者が、アンドロから発売されたこの『アンドロ ナパTシャツCB』を見たら、「ただのTシャツじゃん」と思うかもしれない。
しかし、ただのTシャツタイプのウェアに見えて、この一着、かなり時代の先端を行っているらしい。
アンドロのTシャツウェアのシリーズである『アンドロ ナパTシャツ』。ポップなカラーラインナップとサラッとした着心地で人気だが、この『アンドロ ナパTシャツCB』はさらに吸水速乾・抗菌防臭などの機能をプラス。やがて訪れる、ジメジメした梅雨の時期にも快適にプレーできる。
また、使用するポリエステル素材は、環境に配慮したリサイクルポリエステル。ドイツ本社を中心に、「地球の未来を考えている」というアンドロの環境問題への取り組みの一環だ。しかも、税込みで4千円を切る低価格。地球に優しいだけでなく、お財布にも優しい。
ラバーやラケットの価格がどんどん高くなっている昨今、「ウェアにはあまりお金をかけたくない、シンプルなものでいい」と考えるユーザーも少なくないはず。団体戦用にチームで一枚揃えるウェアとしても最適だろう。同じ生地を採用し、価格も同じでよりシンプルなデザインの『アンドロ ナパTシャツ アルファ』も発売される。
スペックを知れば知るほど、25年前の卓球王国読者も「こういうの、欲しかったんだよな」と言い出しそうなアンドロの自信作。まさに「これでいい」一着だ。
●JTTA公認ゲームシャツ
●¥3,960(税込)
●カラー:全4色
●サイズ:3XS~3XL(ヨーロッパサイズ)
●㈱アンドロジャパン
03・5904・9114
photo >> Yoshinori Eto
text >> Taro Yanagisawa
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