卓球王国 2021年9月21日 発売 vol.294
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欧州リポート

ヨーロッパトップ16はフランチスカとミッテルハムが戴冠

 91819日にかけてギリシャ・テッサロニキでヨーロッパトップ16が開催。世界ランキング上位15名(1協会から最大2名)と開催地代表の1名によってトーナメントが行われ、男子はフランチスカ(ドイツ)、女子はミッテルハム(ドイツ)が優勝。男子のボル、オフチャロフ、女子のP.ゾルヤ、ハン・インが出場を見送る中でもドイツが男女でタイトルを獲得し、その強さを見せつけた。(写真提供:ETTU)

 

【男子】

●準々決勝

ファルク(スウェーデン) 8、5、-5、10、5 ヨルジッチ(スロベニア)

フランチスカ(ドイツ) -9、7、7、6、5 フィルス(ドイツ)

フレイタス(ポルトガル) 10、-10、11、-10、9、-8、3 ゴーズィ(フランス)

ルベッソン(フランス) 5、7、-10、5、-10、10 ピッチフォード(イングランド)

●準決勝

フランチスカ 8、8、11、-6、-9、8 ファルク

フレイタス 6、10、11、6 ルベッソン

●決勝

フランチスカ 10、8、6、-11、5 フレイタス

 

 ボル、オフチャロフが不在の中、存在感を見せたフランチスカがシニアでは初のビッグタイトル獲得。フランチスカは1回戦でDa.ハベソーン(オーストリア)にフルゲーム17点の大接戦で勝利すると、準々決勝では同僚のフィルス、準決勝でファルクを下して決勝進出。決勝ではフレイタスを相手に危なげない試合運びで勝利を収め、優勝をつかんだ。

実力を見せつけたフランチスカ

ゴーズィ(フランス)らを下したフレイタスだが、タイトル獲得ならず

 

【女子】

●準々決勝

ミッテルハム(ドイツ) 3、7、-8、11、8 ポルカノバ(オーストリア)

マテロバ(チェコ) -7、7、-10、-5、10、9、7 ポータ(ハンガリー)

ユ・フ(ポルトガル) 4、8、8、12 マダラシュ(ハンガリー)

スッチ(ルーマニア) 4、11、2、-4、9 ガポノワ(ウクライナ)

●準決勝

ミッテルハム 2、4、8、8 マテロバ

ユ・フ -8、9、-6、-7、10、8、8 スッチ

●決勝

ミッテルハム 8、-8、6、3、12 ユ・フ

 

 東京五輪ではリザーブメンバーとしてドイツ代表に帯同したミッテルハムだが、高いポテンシャルを見せて、フランチスカ同様に初のシングルス主要タイトルをつかんだ。初戦こそバラゾバ(スロバキア)にフルゲームで勝利と苦戦したが、以降は4-1、4-0、4-1と安定した戦いぶりで頂点に立った。試合後は「この優勝は私の将来とヨーロッパ選手権に向けて大きな意味がある」とコメント。9月28日からルーマニアでスタートするヨーロッパ選手権団体戦に向けて、弾みをつけた。

初の主要シングルス獲得となったミッテルハム

ベテランのユ・フはスッチとの熱戦を制して決勝進出