卓球王国 2024年4月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
大会報道

【全中卓球】団体戦決勝T進出男女13校ずつが決定。昨年3位の山陽学園は武蔵野に惜敗

第54回全国中学校卓球大会(於:高知県立県民体育館)、試合の初日となった本日(8/23)は団体戦第1ステージが行われた。男女とも39校ずつが、3校×13ブロックにわかれ、3校総当りのリーグ戦の1位校が、明日の第2ステージ(決勝トーナメント)に進出する。

男子で大きな波乱はなく、昨年王者の野田学園は予選2試合ともストレートで勝利して決勝トーナメントへ。その他は王座奪還を目指す愛工大名電や昨年準優勝の中間東、3位の明徳義塾、浜松修学舎らが決勝トーナメントへ駒を進めた。

昨年の初優勝に続き連覇を狙う野田学園。写真は中野

愛工大名電は主将の持田を中心に王座返り咲きを目指す

浜松修学舎は大野中(岩手)に苦戦しながらも決勝トーナメント進出。写真は4番で試合を決めた中村

 

また女子では、武蔵野と山陽学園という名門校が同リーグでの対決となり、武蔵野が激戦を制して決勝トーナメントに進出。昨年3位の山陽学園は第1ステージ敗退という悔しい結果となった。また横浜隼人は、名経大高蔵に前半2点を奪われて瀬戸際に立たされたが、3番ダブルスと4番の接戦を制し、ラストでは1年生の牛島が勢いに乗って一気に勝負を決めた。

牛島(左)がプレッシャーのかかるラストで強心臓ぶりを発揮。強打を次々に決め、ベンチと一体となるガッツポーズで勝利を手繰り寄せた

吉江(富山)は長森(岐阜)との5番フルゲームの死闘を制して決勝T進出を決めた

 

第2ステージ(決勝トーナメント)進出の男女13校ずつは以下のとおり。

●男子:足立学園(東京)、長森(岐阜)、中間東(福岡)、松徳学院(島根)、愛工大名電(愛知)、安田学園(東京)、城南(石川)、明豊(大分)、明徳義塾(高知)、浜松修学舎(静岡)、野田学園(山口)、上宮学園(大阪)、実践学園(東京)

●女子:益田(島根)、中間東(福岡)、星槎(神奈川)、浜松修学舎(静岡)、明徳義塾(高知)、武蔵野(東京)、貝塚二(大阪)、上毛(福岡)、四天王寺(大阪)、和洋国府台女子(千葉)、吉江(富山)、土佐女子(高知)、横浜隼人(神奈川)

 

トーナメントはくじ引きにより以下の写真のように決まった。明日(8/24)には1・2回戦が行われ、明後日(8/25)に準決勝・決勝が行われる。

男子団体第2ステージ(決勝トーナメント)組み合わせ

女子団体第2ステージ(決勝トーナメント)組み合わせ

関連する記事