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10月8〜14日にかけてオマーンで開催中のWTTコンテンダー マスカット。男女シングルス、男女ダブルス、混合ダブルスの5種目で頂点が争われ、日本からは張本智和（智和企画）、篠塚大登（愛知工業大）、戸上隼輔（明治大）、松島輝空（木下アカデミー）、早田ひな（日本生命）、張本美和（木下アカデミー）、長﨑美柚（木下グループ）の男子4選手、女子3選手が参戦中だ。
昨日（12日）行われた混合ダブルスでは、準々決勝で張本智和と美和の兄妹対決が実現。世界選手権ダーバン大会銀メダルの兄・張本智和／早田ひなペアに妹ペアの松島輝空／張本美和が3-1で勝利した。
松島／張本美和は競り合いとなった2ゲーム目をジュースで奪い、1-1のタイに戻すと、3ゲーム目は松島の電光石火の攻撃と張本美和の鋭いコース取りで張本智和／早田を圧倒。2ゲーム連取で一気に勝利を決めた。
続く準決勝でも、パン・コーエン／ウォン・シンル（シンガポール）をストレートで下し、本日行われる決勝へと駒を進めた。決勝は林昀儒／陳思羽（チャイニーズタイペイ）と対戦する。
思い切りの良いレシーブで先手を奪い、ラリーでも鋭いコース取りで勝利を収めた松島（左）／張本美和
またシングルスでは、男子は張本、松島がそれぞれ篠塚、戸上との同士討ちを制し、準々決勝に進出。女子は出場中の早田、長﨑、張本の3選手全員が順当に準々決勝へと勝ち進んだ。
目覚ましい活躍を見せている松島。予選からの出場で本戦1回戦でアルナ（ナイジェリア）、2回戦では全日本王者の戸上を破る金星をあげた
写真提供：WTT
★WTTコンテンダー マスカット記録（日本選手のみ）
〈男子シングルス〉
●予選2回戦
松島輝空 9、7、9 コズル（スロベニア）
●3回戦
松島輝空 3、5、-9、6 黃彥誠（チャイニーズタイペイ）
●本戦1回戦
張本智和 10、9、-7、2 アレグロ（ベルギー）
篠塚大登 6、3、5 李尚洙（韓国）
戸上隼輔 7、-10、6、9 黃鎮廷（香港）
松島輝空 -9、10、-7、8、6 アルナ（ナイジェリア）
●2回戦
張本智和 8、-9、7、-10、10 篠塚大登
松島輝空 -7、8、8、10 戸上隼輔
〈女子シングルス〉
●1回戦
早田ひな 5、14、2 ククルコバ（スロバキア）
長﨑美柚 7、-8、6、12 倪夏蓮（ルクセンブルク）
張本美和 2、8、3 黃怡樺（チャイニーズタイペイ）
●2回戦
早田ひな -5、9、9、-11、10 梁夏銀（韓国）
長﨑美柚 5、7、6 アクラ（インド）
張本美和 8、9、10 バヨル（ポーランド）
〈混合ダブルス〉
●1回戦
張本智和／早田 3、5、3 ゴンザレス／A.ディアス（プエルトリコ）
松島／張本美和 11、7、-7、5 林兆恒／朱成竹（香港）
●準々決勝
松島／張本美和 -8、10、4、6 張本智和／早田
●準決勝
松島／張本美和 4、4、13 パン・コーエン／ウォン・シンル（シンガポール）
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