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大会報道

女子ダブルスはノーシードから勝ち上がった岩越/東川(エクセディ)がうれしい初優勝

全日本社会人選手権の女子ダブルスは、岩越帆香/東川陽菜(エクセディ)が、日本リーグの強豪ペアを連破し、ノーシードからの初優勝という快挙を見せた。

 

エクセディのエースの岩越と、今春に進徳女子高(広島)からエクセディに入社したルーキーの東川が組んだ新ペアは、初出場ということで組み合わせはノーシード。1回戦から出場し、日本リーグで競い合う他チームのペアに勝ち続けると一気に決勝へ。

決勝ではディフェンディングチャンピオンの成本綾海/井絢乃(中国電力ライシス)と対戦。実力と実績のある中電ペアに対して、岩越のコーナーを突く両ハンドドライブと勝負所で見せる逆チキータレシーブが効果を発揮。東川は威力のあるフォアドライブと打球点の早いバックミートで攻め続ける。

エクセディペアはゲームカウント2−1でリードし、10−6とマッチポイントを奪ったがそこから中電ペアが怒涛の連続得点で逆転。嫌なムードになりかけたが、エクセディペアは攻撃の手を緩めず、最終ゲームでスタートダッシュに成功すると一気に勝負を決めた。

なお、エクセディとしては全日本社会人のダブルスは岩越/東川の優勝がチームとしても初めての優勝となった。

 

岩越(左)が新人の東川をリード。それぞれがのびのびと力を発揮した

 

表彰式では最高の笑顔を見せた

 

女子ダブルス/準々決勝

成本綾海/井絢乃(中国電力ライシス) 2109 梅村優香/塩見真希(サンリツ)

三村優果/山﨑唯愛(サンリツ) −101062 竹本朋世/鶴岡菜月(十六フィナンシャルグループ)

岩越帆香/東川陽菜(エクセディ) −6357 加藤亜実/小島叶愛組(十六フィナンシャルグループ)

清家綾乃/三島日菜之(オークワ) 7−985 小脇瑞穂・岡崎日和(百十四銀行)

 

準決勝

成本綾海/井絢乃 810−93 三村優果/山﨑唯愛

岩越帆香/東川陽菜 888 清家綾乃/三島日菜之

 

決勝

岩越帆香/東川陽菜(エクセディ) 3-48-101 成本綾海/井絢乃

 

成本(左)と井。連覇は逃したが、取りこぼすことなく勝ち上がってきたのはさすが

 

団体戦でもペアを組んで結果を見せている清家(左)/三島は個人戦でも活躍

 

こちらもノーシードから準決勝に勝ち上がった三村(右)/山﨑ペア

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