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大会報道

JTTLファイナル4、男子はリコーと日鉄物流ブレイザーズが決勝に進出

前期、後期で競われる日本リーグの年間総合優勝チームを決めるJTTLファイナル4(2023年日本卓球リーグプレーオフ ファイナル4)。男子は総合1位の協和キリン、2位の日鉄物流ブレイザーズ(以下・日鉄物流)、3位のシチズン時計、4位のリコーが出場権を獲得し、岐阜メモリアリーナに集結した。

 

池田は青森山田の先輩にあたる松平を破り、チームを勢いに乗せた

 

準決勝でのリコーベンチ

 

準決勝は協和キリン対リコー、日鉄物流対シチズン時計のカードになり、リコーが協和キリンを3対2で下し、日鉄物流はシチズン時計を3対1で振り切った。

リコーはトップで今季限りで現役引退を表明している池田が、全日本社会人チャンピオンの松平を破る金星を上げると、ルーキーの小野寺と守護神の郡山が勝利して、下剋上を果たした。

 

協和キリンの渡辺(左)と松山。渡辺は単複で勝利

 

ラストで勝利した郡山を迎えるリコーベンチ

 

日鉄物流はエースの藤村が単複で2得点をあげて、4番で定松が淺津との打撃戦に打ち勝ってチームの勝利を決めた。シチズンは三部がゴールド選手の田中に勝ったが、その後が続かなかった。

決勝は過去にファイナル4を1度優勝しているリコーと日鉄物流の顔合わせになり、2度目の内閣総理大臣杯をかけて激突する。

 

チーム戦で頼りになるエースの藤村

 

三部は安定感のある量ハンドプレーで2番で田中を破る

 

4番は定松(奥)と淺津の対戦になり、定松が打ち勝った

 

●男子準決勝

リコー 3対2 協和キリン
◯池田忠功 9、-6、-10、4、7 松平賢二
山本勝也 -8、-7、-8 渡辺裕介◯
郡山北斗/小野寺翔平 -7、8、-9 渡辺裕介/松山祐季
◯小野寺翔平 6、-5、8、-3、7 松山祐季
◯郡山北斗 7、-10、6、7 硴塚将人

 

日鉄物流ブレイザーズ 3対1 シチズン時計
◯藤村友也 5、-6、5、7 上村慶哉
田中祐汰 5、-7、-8、8、-7 三部航平◯
◯松下海輝/藤村友也 6、-7、9 上村慶哉/酒井明日翔
◯定松祐輔 6、10、-8、13 淺津碧利
髙見真己 - 酒井明日翔

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