山形県総合運動公園体育館で開催されている第51回全国高等学校選抜卓球大会は準々決勝までが終了。明日の準決勝に進む男女4校ずつが出揃った。男子準々決勝までの結果は下記のとおり。
【男子】
◆決勝トーナメント1回戦
野田学園（山口） 3-2 関西（岡山）
遊学館（石川） 3-1 東山（京都）
出雲北陵（島根）3-0 北科大（北海道）
上宮（大阪） 3-2 明徳義塾（高知）
明豊（大分）3-0 東奥学園（青森）
希望が丘（福岡） 3-1 育英（兵庫）
実践学園（東京）3-0 静岡学園（静岡）
愛工大名電（愛知） 3-0 浜松修学舎（静岡）
◆準々決勝
〈遊学館 3-2 野田学園〉
北口 1-3 飯村○
○薜 3-1 木村
○鈴木／坂田 3-0 飯村／渡邉
坂田 1-3 渡邉○
○鈴木 3-0 小園江
〈出雲北陵 3-1 上宮〉
大村 0-3 石山○
○小野 3-0 鈴木
○小野／黒田 3-0 石山／吉田
○黒田 3-1 西山
〈希望が丘 3-0 明豊〉
○牧野 3-0 一柳
○石井 3-1 植木
○石井／久保 3-1 植木／嶋田
〈愛工大名電 3-1 実践学園〉
○坂井 3-1 水谷
○杉浦 3-0 大谷
坂井／面田 1-3 下田／水谷○
○面田 3-1 下田
前回王者の野田学園は準々決勝で遊学館に敗れて2連覇ならず。野田学園は1回戦で関西のエース・岸本蓮斗に2点を奪われながらも準々決勝へ進んだが、最後は遊学館の前に力尽きた。遊学館は鈴木柊平が野田学園戦で単複2勝の活躍で、3年ぶりの入賞を決めた。
野田学園戦ラストで勝利した鈴木。パワフルかつしなやかな両ハンドが魅力
遊学館戦ラストを託された小園江は鈴木の勢いを止められず
王座奪還を目指す愛工大名電は実践学園との準々決勝でダブルスが敗れて今大会初失点。しかし、シングルス3本をきっちり奪って準決勝へと駒を進めた。
実践学園戦2番に起用され、きっちり勝利を収めた愛工大名電・杉浦
実践学園は下田／水谷が愛工大名電から今大会初得点をあげる
出雲北陵は鶴岡東、明徳義塾と強豪を連破して勝ち上がった上宮を下し、3年連続の準決勝進出。前半は両校のエースが得点をあげて1-1となったが、小野泰和／黒田昌秀のダブルスが見事なプレーで勝利。最後は黒田昌秀が決勝点をあげた。出雲北陵は2022年の選抜から昨年のインターハイまで4大会連続で3位と着実に力をつけているが、初の決勝進出をかけて、明日は遊学館と対戦する。
コンビネーションが光る出雲北陵の小野／黒田
上宮を引っ張った石山。明徳義塾との1回戦でも2得点
希望が丘は明豊との九州対決にストレートで勝利して2019年大会以来のベスト4進出。希望が丘らしい力強いドライブが武器のエース・石井佑季を筆頭に粒ぞろいの戦力で愛工大名電に挑む。
希望が丘はエースの石井が準々決勝で2得点の活躍を見せて4大会ぶりの入賞を決める
明豊はエースの植木が2失点を喫して万事休す
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