4月15〜21日にかけて、中国・マカオで開催中の『ITTF男女ワールドカップ』。昨日(18日)、第2ステージ(決勝トーナメント)1回戦が行われ、男女ともにベスト8が出そろった。
男女準々決勝の対戦は下記のとおり
●男子シングルス
12:00〜 シェルベリ(スウェーデン)vs. 張本智和
13:40〜馬龍(中国)vs. 戸上隼輔
19:50〜 林高遠(中国)vs. 樊振東(中国)
21:30〜 王楚欽(中国)vs. 張禹珍(韓国)
●女子シングルス
12:50〜 張本美和 vs. A.ディアス(プエルトリコ)
14:30〜 平野美宇 vs. 陳夢(中国)
19:00〜 早田ひな vs. 王曼昱(中国)
20:40〜 孫穎莎(中国)vs. 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
※すべて日本時間
日本選手では、第2ステージに勝ち上がった戸上隼輔(井村屋グループ)、張本智和(智和企画)、早田ひな(日本生命)、平野美宇、張本美和(ともに木下グループ)が苦しみながらも勝利を収め、全員が準々決勝進出を果たした。
戸上は世界卓球ダーバン大会ベスト8の実力者・O.アサール(エジプト)を撃破。O.アサールの堅い守りに手を焼いたが、後半は鋭い連続攻撃が冴えわたり、ゲームカウント4-2で勝利を決めた。
張本智和はフレイタス(ポルトガル)にゲームカウント2-1リードで迎えた4ゲーム目を9-4リードから逆転で落とすも、前・中陣で攻守をうまく使い分け、2ゲーム連取で一気に勝負を決めた。
張本美和は王芸迪(中国)をゲームカウント4-1で破る金星。王芸迪のパワードライブをブロックで何本も凌ぎ、機を見て力強いフォアドライブを打ち込むなど、高い技術力を見せつけた。
また早田、平野はそれぞれ申裕斌、田志希(韓国)とのフルゲームにもつれ込んだ激戦に勝利。
早田はゲームカウント3-3で迎えた最終ゲーム、3-6、6-9と相手に何度もリードを奪われたが、持ち前の勝負強さで逆転。見事接戦をものにした。
平野は田志希の強打に押される展開が続き、フルゲームにもつれ込んだが、最終ゲームは思い切りの良さが光り、中盤で一気に突き放して勝利を収めた。
写真提供:ITTF
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