卓球王国 2022年7月21日 発売 vol.304
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大会報道

日本卓球リーグ・ビッグトーナメント、男子ダブルスは日鉄物流ペア、女子ダブルスは中国電力の若手ペアが優勝

◆男子ダブルス準決勝

松下大星・宮本春樹(クローバー歯科カスピッズ)

7、9、11 遠藤竜馬・弓取眞貴(日野キングフィッシャーズ)

藤村友也・松下海輝(日鉄物流ブレイザーズ)

6、-6、9、7 皆川朝・平野晃生(日野キングフィッシャーズ)

◆決勝

藤村友也・松下海輝 8、6、-8、6 松下大星・宮本春樹

 

 福島県南相馬市で開催されている日本卓球リーグ・ビッグトーナメントは大会3日目を終え、男女シングルスは決勝トーナメントでベスト8が出揃い(スーパーシードの招待選手を除く)、男女ダブルスは優勝が決まった。

 男子ダブルスは日野キングフィッシャーズがベスト8に3ペアが入り、ベスト4に2ペアが勝ち上がるなど活躍を見せる中、前回大会2位の藤村・松下(日鉄物流ブレイザーズ)が予選リーグ2位になった前回優勝の鹿屋・郡山(リコー)と準々決勝で激突。3-1で前回の雪辱を果たすと、準決勝、決勝と運動量の多いラリー戦に持ち込んで快勝し、初の栄冠を手にした。藤村と松下の2人は「抜けた」と思うような相手の強打を中、後陣からことごとく盛り返すなど、スーパープレーを見せた。

ラリー戦で強さを見せた藤村(左)・松下ペア

 

 2位の松下・宮本(クローバー歯科カスピッズ)は愛工大名電高、愛知工業大の先輩後輩ペア。新人の宮本が入社したことで結成したペアだが、キレのある両ハンド攻撃で快進撃を見せた。

2位の松下(左)・宮本

 

◆女子ダブルス準決勝

青木優佳・中森帆南(中国電力)

9、-7、5、6 塩見紗希・松岡優香(愛媛銀行)

梅村優香・塩見真希(サンリツ)

9、7、8 玉石美幸・玉石幸穂(エクセディ)

◆決勝

青木優佳・中森帆南 8、8、6 梅村優香・塩見真希

 

女子ダブルスは、横浜隼人高卒で入社3年目の青木と、3月に四天王寺高を卒業し、入社したばかりの中森(中国電力)の若いペアが優勝した。

 左腕の青木は多くの女子選手がバック側のボールをバックハンドで返球するのに対して、素早い回り込みから威力のあるフォアドライブで攻めた。バック面に変化系の表ソフトを貼る中森は、バックハンドでナックル性のボールを操りながら、ライジングをとらえたフルスイングのフォアドライブが光った。特にフォアストレートへのドライブの得点率が高かった。ペアを組んで1カ月足らずの2人だがコンビネーションは抜群で、今後は日本リーグでの起用も考えられる。

一気に優勝をさらった青木(左)・中森

 

 2位には、四天王寺高時代に全日本選手権の女子ダブルスで決勝に進んだ梅村・塩見(サンリツ)が4年ぶりにペアを組むと強豪ペアを連破。決勝では中国電力ペアに終始押される展開になったが、ブランクを感じさせないコンビネーションを見せた。

2位の梅村(左)・塩見

 

明日の最終日は、男女シングルスのチャンピオンが決まる。招待選手として男子は9月の世界選手権日本代表の丹羽(スヴェンソンホールディングス)と横谷(愛知工業大)、女子は佐藤(ミキハウス)も登場。日本リーガーと対決する。

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