今回の『WTT男女ファイナルズ福岡2024』の会場となっている北九州市立総合体育館。小倉の市街から5キロほど離れた県営中央公園の中にあり、これまで数多くの卓球大会の舞台になってきた。
2013年にはインターハイ・卓球競技の舞台となり、地元・福岡の希望が丘高が男子学校対抗で初優勝。2018年にはジャパンオープンが行われ、男子シングルス決勝で張継科(中国)を破って優勝した張本智和の勇姿は、今も記憶に新しい。
そして今回のWTT男女ファイナルズでは、体育館もWTT仕様となり、フロアは卓球台が1台きりの「インフィニティ・アリーナ」に変身。初冬の観客席はやや底冷えがするが、今日の夜の部では日本選手の奮闘が、観客席の温度を上げてくれそうだ。会場の外には様々なキッチンカーも出店し、ムードを盛り上げている。
観客の行列を眺めていると、中国や香港から来た女性ファンが全体の半分近くいるだろうか。明日は午後のセッションの第1試合で、人気NO.1の孫穎莎が登場するので、その割合はもっと多くなりそうだ。紅双喜のブースでは、サイン用のラケットが飛ぶように売れ、選手たちの練習を見学できる高額な練習場(入場)チケットも完売。いやはや、ファンの情熱はすさまじい。
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