1月11〜17日にかけて、オマーンで開催されたWTTコンテンダー マスカット。5種目で頂点が争われる同大会に日本から男女9選手が参戦。男子ダブルスで張本智和/松島輝空(智和企画/木下グループ)が優勝を果たしたほか、女子ダブルスでは大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)がWTTスターコンテンダードーハ(カタール)に続き、2大会連続Vを果たした。
シングルスでは、男子の張本が準優勝で日本勢最高成績となった。張本は準々決勝で、世界ユース4冠王の左腕、黄友政(中国)に辛勝し、準決勝では黄鎮廷(香港)をストレートで撃破。決勝は、吉村真晴(SCOグループ)、松島を破ったインドの左腕、シャーを3-0で下し、準決勝ではチャイニーズタイペイの新星・郭冠宏を退けた19歳の陳垣宇(中国)と対戦し、2−4で惜敗。2-3で迎えた6ゲーム目は、9-4、10−8とリードを奪うも、要所でレシーブがあまくなり、陳垣宇の鋭いカウンターに抜かれた。
また、女子シングルスでは、準々決勝でダブルスパートナーの横井との同士討ちを制した大藤が3位。準決勝では、WTTスターコンテンダードーハで敗れた蒯曼(中国)との再戦となり、各ゲーム競り合うも1-3で敗戦。その他、平野美宇、木原美悠(木下グループ)らも参戦し、平野はオーストラリアのリウ・ヤンツィに敗れ、2回戦敗退。WTTスターコンテンダードーハ準優勝の木原は、初戦で今大会優勝の石洵瑶(中国)にストレートで敗れ、2大会連続の入賞はならず。
なお、各種目の入賞者は下記のとおり
〈男子シングルス〉
優勝:陳垣宇(中国)
準優勝:張本智和(智和企画)
3位:黄鎮廷(香港)、郭冠宏(チャイニーズタイペイ)
〈女子シングルス〉
優勝:石洵瑶(中国)
準優勝:蒯曼(中国)
3位:大藤沙月(ミキハウス)、覃予萱(中国)
〈男子ダブルス〉
優勝:張本智和/松島輝空(智和企画/木下グループ)
準優勝:洪敬愷/張佑安(チャイニーズタイペイ)
3位:関文皓/林兆恒(香港)、陳垣宇/黄友政(中国)
〈女子ダブルス〉
優勝:大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)
準優勝:朱成竹/呉詠琳(香港)
3位:ルプレスク/スルヤン(セルビア)、ch.ルッツ/ホシャート(フランス)
〈混合ダブルス〉
優勝:ロブレス/シャオ・マリア(スペイン)
準優勝:黄友政/石洵瑶(中国)
3位:ポレット/ホシャート、ゴーズィ/パヴァデ(ともにフランス)
写真提供:WTT
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