10月28日、フランス・モンペリエで『WTTチャンピオンズ モンペリエ』がスタート。男女シングルスのみで争われる同大会には、日本から男子4選手、女子5選手が出場中だ。
昨日(28日)男女シングルス1回戦の一部の試合が行われ、日本勢では、男子シングルスで篠塚大登(愛知工業大)が2023年世界選手権ベスト8の実力者・O.アサール(エジプト)を3-1で振り切り、2回戦進出を果たした。篠塚は2回戦でヨルジッチ(スロベニア)と対戦する。

対戦したO.アサールと健闘を称え合う篠塚(右)
女子シングルスでは、伊藤美誠(スターツ)、橋本帆乃香(デンソーポラリス)が登場。伊藤は36歳ベテランのサマラ(ルーマニア)と対戦し、フルゲームにもつれる接戦を演じたが、最終ゲームは8-3とリードしながら逆転を許し惜敗。WTTスターコンテンダー ロンドンに続き、2大会連続の初戦敗退となった。

最終ゲームはサマラのドライブに押される展開が続いた伊藤

気迫あふれるプレーで伊藤を破った36歳のサマラ
一方の橋本は1ゲーム目を奪われながらも、落ち着いたプレーで3ゲームを連取し、2回戦に駒を進めた。
そのほか、女子シングルス1回戦では第1シードの陳幸同(中国)がスッチ(ルーマニア)にストレートで敗れる波乱も。ポルカノバ(オーストリア)も鄭怡静(チャイニーズタイペイ)を退けるなど、欧州勢が存在感を見せている。

たびたび中国のトップを破っているスッチ
なお、本日(29日)行われる日本勢の対戦は下記のとおり。
22:10〜 早田 ひな vs. 王芸迪(中国)
22:45〜 松島 輝空 vs. リンド(デンマーク)
29:25〜 大藤 沙月 vs. 曾尖(シンガポール)
写真提供:WTT
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