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全日本団体、準々決勝が終了。日野キングフィッシャーズが明治大をストレートで下し準決勝進出

10月14〜16日にかけて鹿児島県・あいハウジングアリーナ松元で開催中の全日本選手権(団体の部)。本日午前中に第1ステージ(予選リーグ)を終え、午後より第2ステージ(準々決勝)が行われた。準々決勝の結果は以下のとおり

●男子
愛知工業大 3-0 野田学園高
シチズン時計 3-2 愛工大名電高
日鉄物流ブレイザーズ 3-1 クローバー歯科カスピッズ
日野キングフィッシャーズ 3-0 明治大

●女子
ジュニアナショナルチーム 3-0 NTT東日本 東京
昭和電工マテリアルズ 3-1 デンソー
明徳義塾高 3-0 神戸松蔭女子学院大
中国電力 3-0 サンリツ

男子は昨日シチズン時計を3-2で下し、予選リーグ1位通過で第2ステージ(準々決勝)へと進んだ明治大が、日野キングフィッシャーズにストレートで敗れる波乱。1番は西と手塚の明徳義塾高・明治大での先輩後輩対決。前半は手塚の鋭い攻撃に押されるも、後半は自分のペースで手塚のミスをうまく誘った西が先制点。続く2番は明治大OBの船本が勢いのある現役生の宮川をシャットアウト。一気に準決勝進出に王手をかけた。3番の遠藤と山本も明治大OBと現役生対決となったが、冷静さの光った遠藤に軍配。日野キングフィッシャーズの明治大OB勢が先輩の威厳を見せつけ、見事準決勝進出を果たした。

2番で勢いのある宮川を下した船本。笑顔でベンチに戻った

一方、1勝1敗で予選リーグ2位通過のシチズン時計は愛工大名電高に1-2と劣勢の状況から実業団の意地を見せつける。4番で三部が吉山とのフルゲームを制しラストにタスキを繋ぐ。5番ラストは御内と中村が対戦。中村の鋭いドライブに苦しめられ、2ゲームを落とした御内。第3ゲームも7-9と後がない中、4点連取で1ゲームを奪い返す。第4、第5ゲームでは中村に何度もマッチポイントを握られるも、最後まで粘り強く戦い抜いた御内が3-2で勝利。奇跡の大逆転劇でシチズン時計が準決勝進出を果たした。

粘り強く、攻めの姿勢を貫いた御内

5番ラストの最終ゲームは8-10から4点連取で大逆転勝利をおさめた

大会最終日となる明日は、準決勝・決勝が行われる。準決勝の対戦は以下のとおり

●男子
愛知工業大 vs シチズン時計
日鉄物流ブレイザーズ vs 日野キングフィッシャーズ

●女子
ジュニアナショナルチーム vs 昭和電工マテリアルズ
明徳義塾高 vs 中国電力

 

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