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全日本団体、男子は愛知工業大が初優勝、女子はJNTが4年ぶりの頂点に輝く

10月14〜16日にかけて鹿児島県・あいハウジングアリーナ松元にて開催された全日本選手権(団体の部)。男子は愛知工業大が初優勝、女子はジュニアナショナルチーム(JNT)が4年ぶりに頂点に輝いた。

〈男子〉
●準決勝
愛知工業大 3-2 シチズン時計
日野キングフィッシャーズ 3-1 日鉄物流ブレイザーズ

●決勝
〈愛知工業大  3-0  日野キングフィッシャーズ〉
○篠塚 -9、6、6、7 船本
○横谷 4、-7、5、8 西
○谷垣 7、-8、11、-8、7 遠藤

優勝した愛知工業大の大一番となったのは準決勝のシチズン時計戦だろう。安定感のある三部に2点を奪われラストまでもつれこむと、5番では横谷が酒井に先に2ゲームを奪われ、1-2という苦しい展開。しかし、劣勢の状況でも守りに入らず積極的に攻め続けた横谷が2ゲームを連取。最後まで耐え凌いだ愛知工業大に軍配があがった。

決勝では予選リーグでも対戦している日野キングフィッシャーズと再び激突。1番は篠塚が今大会絶好調の船本に第1ゲームを奪われるも、後半は落ち着いたプレーで3ゲームを連取し篠塚が先制点をあげる。続く2番は横谷が西をねじ伏せ優勝に王手。3番は谷垣が遠藤の粘りに苦しみ最終ゲームまでもつれたが、ラストは谷垣が勝負強さを見せ優勝を決めた。

優勝:愛知工業大

フルゲームをものにし、チームの優勝を決める勝利をあげた谷垣(写真手前)

準優勝:日野キングフィッシャーズ

3位:シチズン時計

3位:日鉄物流ブレイザーズ

 

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