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女子単で伊藤美誠が優勝、男子複で戸上隼輔/宇田幸矢が準優勝! WTTコンテンダー アンマン

2月6〜12日にかけてヨルダンで開催されたWTTコンテンダーアンマン。昨日(12日)、全競技日程が終了し、女子シングルスで伊藤美誠(スターツ)が優勝、男子ダブルスで戸上隼輔/宇田幸矢(ともに明治大)が準優勝と活躍した。

女子シングルスに出場の伊藤は、準決勝でポルカノバ(オーストリア)をストレートで退けると、決勝では杜凱琹(香港)と対戦。第1ゲームが始まり、伊藤が4点を先取したところで杜凱琹が肘の故障により棄権。伊藤が不戦勝で優勝を決めた。

女子シングルス優勝の伊藤美誠(スターツ)

男子ダブルスに出場の戸上/宇田は準決勝、マジョロス/エチェキ(ハンガリー)の途中棄権により自動的に決勝へ進出。決勝では、徐瑛彬/劉夜泊(中国)と対戦し、フルゲームまでもつれる大接戦となるも惜敗。最終ゲームでは、前半で宇田のチキータが鮮やかに決まる場面もあったが、徐瑛彬/劉夜泊が中盤でリードを広げ、そのまま逃げ切って勝利となった。

男子ダブルス優勝の徐瑛彬(右から3人目)/劉夜泊(右から2人目(中国)。準優勝の戸上(左から3人目)/宇田(左から2人目/ともに明治大)

また、男子シングルスは林詩棟(中国)がオフチャロフ(ドイツ)をストレートで破って優勝。林詩棟は、蒯曼(中国)とペアを組み出場した混合ダブルスでも、1ゲームも落とさない完璧な内容で優勝。今年に入って5つ目となる混合ダブルスでのタイトル獲得となった。

男子シングルス優勝の林詩棟(中国)

混合ダブルス優勝の林詩棟(右)/蒯曼(中国)

 

女子ダブルスは、決勝でパヴァデ/ルッツ(フランス)ペアにゲームカウント1-2の劣勢から逆転勝利を収めた鄭怡静(右)/李昱諄(チャイニーズタイペイ)が優勝となった

写真提供:WTT

☆WTTコンテンダー アンマン記録
〈男子シングルス〉
●予選1回戦
吉山僚一 4、12、-9、10 セルダログル(オーストリア)

●予選2回戦
吉山僚一 8、-9、4、7 王廷宇(中国)

●予選3回戦
高承睿(チャイニーズタイペイ) 10、-9、-9、10、3 吉山僚一

●本戦1回戦
戸上隼輔 11、4、6 マドリッド(メキシコ)
ドゥダ(ドイツ) 7、12、-13、9 宇田幸矢

●2回戦
K.カールソン(スウェーデン) 6、-5、11、5 戸上隼輔

●準決勝
林詩棟(中国) 9、8、5 徐瑛彬(中国)
オフチャロフ(ドイツ) 5、-6、5、7 ロブレス(スペイン)

●決勝
林詩棟 7、3、11、8 オフチャロフ

〈女子シングルス〉
●本戦1回戦
伊藤美誠 6、7、-9、7 アクラ(インド)

●2回戦
伊藤美誠 5、8、-8、-8、9 鄭怡静(チャイニーズタイペイ)

●準々決勝
伊藤美誠 5、6、-9、7 B.タカハシ(ブラジル)

●準決勝
伊藤美誠 7、6、6 ポルカノバ(オーストリア)
杜凱琹(香港) 9、-8、15、-6、5 ヤン・シャオシン(モナコ)

●決勝
伊藤美誠 W/L 杜凱琹

 

〈男子ダブルス〉
●1回戦
戸上/宇田 9、13、-7、7 李漢銘/關文皓(香港)

●準々決勝
戸上/宇田 6、-9、10、0 レンベルト/ローランド(フランス)

●準決勝
戸上/宇田 W/L マジョロス/エチェキ(ハンガリー)
徐瑛彬/劉液泊(中国) 6、7、4 ルベッソン/F.ルブラン(フランス)

●決勝
徐瑛彬/劉液泊 8、-4、5、-5、8 戸上/宇田

〈女子ダブルス〉
●準決勝
パヴァデ/ルッツ(フランス) 8、8、-6、9 シェルベリ/ベリストロム(スウェーデン)
鄭怡静/李昱諄(チャイニーズタイペイ) -7、6、5、4 杜凱琹/朱成竹(香港)

●決勝
鄭怡静/李昱諄 -7、6、-9、10、3 パヴァデ/ルッツ

 

〈混合ダブルス〉
●準決勝
O.イオネスク/スッチ(ルーマニア) 5、7、5 タッカル/ククルコバ(インド/スロバキア)
林詩棟/蒯曼(中国) 5、6、5 ドゥダ/ワン・ユエン(ドイツ)

●決勝
林詩棟/蒯曼 3、7、8 O.イオネスク/スッチ

 

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