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欧州リポート

女子ECL準決勝が終了。メスTTは激闘制しフランス勢初の決勝進出

 女子ヨーロッパチャンピオンズリーグ(ECL)は準決勝第2戦が行われ、決勝へ進出する2チームが決定。試合の結果は下記のとおり。

 

【女子ヨーロッパチャンピオンズリーグ】※最終ゲームはジュースなしの6点先取制

◆準決勝第2戦

〈メスTT(フランス) 3-2 リンツ・フロシュベルク(オーストリア)〉

 タイラコワ -7、6、5、-4、3-6 ポルカノバ○

○ディアコヌ 7、-7、-7、8、6-1 S.サウェータブット

○シャスラン 7、10、8 バルトュシテ

 ディアコヌ -8、1、-6、-15 ポルカノバ○

○タイラコワ -5、7、-9、11、6-4 S.サウェータブット

→第1戦(リンツ・フロシュベルク 3-2 メスTT)との合計の結果、勝敗で並んだためゴールデンマッチへ

 

★ゴールデンマッチ

〈メスTT 2-1 リンツ・フロシュベルク〉

 タイラコワ -9 ポルカノバ○

○ディアコヌ 8 S.サウェータブット

○シャスラン 7 バルトュシテ

→メスTTが決勝進出

 

〈タルノブジェク(ポーランド) 3-0 UCAMカルタヘナ(スペイン)〉

○ユ・フ -9、5、5、5 シャオ・マリア

○ヤン・シャオシン 5、9、6 マダラシュ

○サマラ 4、4、8 エルデリー

→第1戦(タルノブジェク 3-0 UCAMカルタヘナ)との合計の結果、タルノブジェクが決勝へ

 

 決勝へと駒を進めたのは、タルノブジェクとメスTT。2連覇、そして3度目のECL制覇を狙うタルノブジェクは第1戦に続き、第2戦もストレートで勝利を収めて決勝へ。準決勝で起用されたヤン・シャオシン(モナコ)、ユ・フ(ポルトガル)、サマラ(ルーマニア)の他、ハン・イン(ドイツ)も控える強力な布陣で頂点へ向けて快勝を続けている。

 一方、第1戦で敗れていたメスTTは第2戦に3-2で勝利して追いつき、3選手が1ゲームマッチで争うゴールデンマッチに突入。ゴールデンマッチもラストまでもつれた末に勝利し、フランス女子勢初となるECL決勝進出を決めた。メスTTは準々決勝で優勝候補のベルリン・イーストサイド(ドイツ)、準決勝でリンツ・フロシュベルクと過去に優勝経験のある強豪を連破した勢いを決勝でも見せたいところだ。

ゴールデンマッチラストで勝利し、メスTTの決勝進出を決めたシャスラン(写真は2022年世界選手権)

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