五輪代表選考会の全農カップ。男子の準決勝で、張本は吉山と対戦し、1ゲーム目で苦しみながらも、その後はしっかりと封じた。「相手は世界ランキング4位、最後の1本を取らせてくれない」(吉山)。
全日本チャンピオンの戸上は田中との打撃戦を展開。後半競り合ったゲームを確実に取り、僅差で逃げ切った。戸上対張本のカードは1月の全日本決勝と同一カードだ。
●男子準決勝
戸上隼輔(明治大) 10、−5、4、9、−8、9 田中佑汰(個人)
張本智和(智和企画) 15、7、8、9 吉山僚一(日本大)
●男子5〜8位決定戦
宇田幸矢(明治大) −7、10、8、9、5 濵田一輝(早稲田大)
曽根翔(T.T彩たま) 6、−8、7、9、1 谷垣佑真(愛知工業大)
●男子5・6位決定戦
宇田幸矢 9、18、7、9 曽根翔
●男子7・8位決戦
濵田一輝 6、2、9、9 谷垣佑真
早田のボールは走っていた。同じ日本生命の森を寄せ付けない強さで決勝進出。
14歳の張本美和は佐藤のカットに挑んだ。出足で佐藤の鉄壁のカット守備にミスが出て、0−2でスタート。3ゲーム目を競り合いながらゲームを奪取したあたりからエンジンがかかる張本。4ゲーム目から促進ルールに入ると、スマッシュを交えた攻撃と、佐藤の連打を食い止めるブロックが冴え、見事な逆転勝ち収め、初の決勝進出を果たした。
●女子準決勝
早田ひな(日本生命) 2、7、8、5 森さくら(日本生命)
張本美和(木下アカデミー) −2、−6、9、4、8、4 佐藤瞳(ミキハウス)
●女子5〜8位決定
平野美宇(木下グループ) 7、5、−9、8、9 井絢乃(中国電力)
長﨑美柚(木下グループ) 8、15、−11、12、−10、9 芝田沙希(ミキハウス)
●女子5・6位決定戦
平野美宇 9、6、4、5 長﨑美柚
●女子7・8位決戦
井絢乃 −8、7、8、−9、8、−8、8 芝田沙希
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