ジュニア男子の新チャンピオンとなった濱田一輝は、男子シングルス3回戦で勝利を収めた後、リモート会見に応じた。明日は男子シングルス4回戦で藤村友也(日鉄物流ブレイザーズ)に挑戦する。
「世界がコロナで大変な時期、今大会は開催されないんじゃないかと不安でしたが、開催していただいて感謝したいし、大会でたくさんの人が支えてくれたことにも感謝したい。
インターハイがなくなり、この全日本に向かって練習してきました。すごくワクワクしてプレーできていました。優勝はちょっと信じられないですね、実感がないです。お互い手の内は知り尽くしているので、作戦をよく考えて、自分から攻めることを考えていた。一般の目標は張本君のところまでいって、良い試合をして、結果を出したいです」(濱田)
準優勝の鈴木颯は、「今大会は優勝するチャンスがあって、大会前から優勝を狙っていた。決勝で負けて悔しい」とコメント。「来年の全日本に向けて、どの種目でも勝ち抜けるように気持ちの切り替えを今回学んだので、これからの1年間で強化したい」と抱負を語った。
「濱田さんとは名電の中で練習をさせてもらっていて、今回、心を鬼にしての戦いは厳しいものでした。ぼくは同士討ちが苦手で、3年連続で同士討ちで負けているので、乗り越えなきゃいけない壁です。周りからは優しすぎると言われていて、遠慮ではないけれど、ほかの高校の人とやる時と違う気持ちになっている。来年はそこを克服して優勝したい」(鈴木)
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