パリ五輪団体の銅メダル決定戦で激闘を演じた日本対フランス。試合は3‐2でフランスが勝ち、母国開催で価値あるメダルを獲得した。その立役者になったのがF.ルブランとA.ルブランの「ルブラン兄弟」。シングルスでも銅メダルを獲ったF.ルブランが弟で、A.ルブランが兄だ。そのルブラン兄弟はチャイナスマッシュでダブルスを組んで出場。準々決勝で戸上隼輔と篠塚大登と激突した。
●男子ダブルス準々決勝
F.ルブラン/A.ルブラン(フランス) 10、8、‐1、9 戸上隼輔/篠塚大登
フランスペアは1、2ゲームとも厳しい攻撃で日本ペアにプレッシャーをかけてスタートダッシュに成功。日本ペアはゲームの中盤で追いつくも、後半の勝負所でフランスペアが攻撃の手をさらに上げてゲームを奪った。ルブラン兄弟は、はたから見てリスキーなプレーでも、本人たちはそれを「リスク」と思っていない。だからこそ、競った場面でも躊躇することなく、一撃のカウンターなど得点力の高いプレーができる。
日本ペアは3ゲーム目を奪うも、4ゲーム目も1、2ゲーム目と似た展開になってしまい、競り合いながらもあと1点を取ることができずに敗れた。
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