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大会報道

男子並みの打ち合いが続出した女子ダブルス決勝は、銭天一/陳幸同が制す

●女子ダブルス決勝

銭天一/陳幸同 10、10、‐3、7 王芸迪/孫穎莎

女子ダブルス決勝は、まるで男子選手同士の打ち合いを見ているのかと錯覚するほど、パワフルなドライブの応酬になった。その中で、唯一の左利きの銭天一が広角にコースをついたり、ゆるいバックハンドで浅めのボールを送るなど、王芸迪/孫穎莎のリズムを崩してミスを誘った。

強豪ペアを連破し、新チャンピオンに輝いた銭天一(左)/陳幸同

優勝を決めて控えめに手を合わせた

王芸迪(左)/孫穎莎は1、2ゲーム目の競り合いを落としたのが響いた

「この試合に勝った瞬間は本当に興奮しました。もし負けていたら私たちは試合を見直して、そこから教訓を得なければなりませんでした。優勝はチームワークへのご褒美だと思っています」(陳幸同)

「私たちの勝利の鍵はポジティブな考え方ができたからだと思います。リードされた時でも私たちは解決策を探し続けました。重要な局面での戦術の実行についても私たちはとてもうまく進めることができました」(銭天一)

銭天一/陳幸同がグランドスマッシュ大会で初優勝を成し遂げた。

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