6月9〜15日にかけて、バルカン半島の中央に位置する北マケドニアでWTTコンテンダー スコピエが開催。日本からは男女17選手が参戦し、女子ダブルスで大藤沙月/横井咲桜(ミキハウス)が2位に入賞した。
女子ダブルス第1シードの大藤/横井は、準々決勝で長﨑美柚/小塩悠菜(木下アビエル神奈川/JOCエリートアカデミー/星槎)との同士討ちを3-1で勝利すると。準決勝では黄愉倢/鄭樸璿(チャイニーズタイペイ)をストレートで下し決勝進出を決めた。決勝では第1ゲームのジュースの接戦を奪うも後が続かず。金娜英/柳韓娜(韓国)に1-3で敗れ惜しくもタイトル獲得はならなかったものの準優勝に輝いた。
男子シングルスでは宇田幸矢(協和キリン)と田中佑汰(金沢ポート)が準々決勝に進出したが、それぞれドゥダ(ドイツ)とプツァル(クロアチア)に敗れベスト8。上位進出が期待された、世界ランキング20位の松島輝空(木下グループ)は田中佑汰との同士討ちに敗れ、2回戦敗退に終わった。男子の優勝はドゥダ(ドイツ)。決勝で温瑞博(中国)に4-2で勝利しタイトル獲得となった。
女子シングルスでも大藤沙月と長﨑美柚がベスト8。準々決勝で第1シードの大藤はジエン・ユアナン(フランス)に2ゲーム先取するもそこから逆転され、2-3で敗退。長﨑は石洵瑶(中国)にゲームを奪えずストレートで敗退となった。
また、世界ランキング213位の面田采巳(愛知工業大)が決勝トーナメント1回戦で第2シードで世界ランキング14位のポルカノバ(オーストリア)をストレートで破る金星。2回戦で范姝涵(中国)にゲームカウント2-0から逆転で敗れ上位進出は逃したが、世界に大きなインパクトを残す大会となった。
トーナメント1回戦で優勝候補のポルカノバをストレートで下した面田(PHOTO:WTT)
各種目の入賞者は下記のとおり
※最上部写真は女子ダブルス準優勝の大藤(右)/横井(提供:WTT)
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