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第3回ケアリッツカップが渋谷で開幕。学生チームが実業団に肉薄、日鉄・シチズン・リコーが8強入り

日本リーグに加盟する「ケアリッツ・アンド・パートナーズ」主催、男子の実業団&学生チームによる賞金付き団体戦「ケアリッツカップ」が3月14日、東京・ベルサール渋谷ガーデンで開幕した。第3回を迎えた今大会には29チームが参戦。初日は予選リーグと決勝トーナメント1回戦までが行われた。まず、予選リーグの順位は下記のとおり。

⚫︎予選リーグ
【1ブロック】
①ケアリッツ・アンド・パートナーズ②松戸市役所③専修大

【2ブロック】
①日鉄物流ブレイザーズ②日本体育大③東芝

【3ブロック】
①ケアリッツ・テクノロジーズ②日本大③岐阜信用金庫④東海大

【4ブロック】
①日の出医療福祉グループ②埼玉工業大③立教大④NTT東日本東京

【5ブロック】
①早稲田大②順天堂大③東都観光バス

【6ブロック】
①シチズン時計②駒澤大③東京ガス千葉

【7ブロック】
①リコー②法政大③日製日立

【8ブロック】
①筑波大②TOKYO GAS③大正大

予選リーグでは第1戦から熱戦が展開された。関東学生リーグ3部の立教大は、日の出医療福祉グループに善戦。トップのダブルスで細川倖/池上恭介が、全日本2位の実力ペア・英田理志/ 松下大星から金星をあげると、3番で再び池上が五十嵐史弥から1ゲーム目を奪取し、4ゲーム目も10-8とゲームポイントを握るなど、実業団のトップを相手に堂々としたプレーで食い下がった。

日の出から1点をあげた細川(左) / 池上

ベンチの応援も素晴らしかった立教大

また、東都観光バスと順天堂大はラスト5番までもつれる大接戦。最後は東都観光バスの主力・橋本一輝が坂東泰和の渾身のフォアドライブをしのぎ切って辛勝し、チームにリーグ1勝をもたらした。

チームに勝利をもたらした橋本

リーグ第2戦では、ケアリッツ・テクノロジーズと日本大の一戦も好勝負となった。チーム1-2とあとがない場面で日本大の主力・加藤公輝が全日本王者の及川瑞基に対し、1-2、7-10から大逆転勝利。ラストでは辻井聡一がベテランの松平健太に競り負けたものの、日本大は大きな存在感を放った。

ゲームを重ねるごとに調子を上げた加藤。及川に逆転勝ちした

さらに、早稲田大と順天堂大による関東学生リーグ1・2部対決も5番までもつれる接戦に。ラストは順天堂大(浜松修学舎高)岡田蓮が、2-1で迎えた4ゲーム目を7-10から鋭い攻撃で怒涛の5連続ポイント。来季の関東学生リーグ1部昇格も十分に狙える戦いぶりを示した。

勝利した岡田を笑顔で迎える順天堂大のベンチ

 

⚫︎トーナメント1回戦
日鉄物流ブレイザーズ 3-0 ケアリッツ・アンド・パートナーズ
シチズン時計 3-2 早稲田大
リコー 3-0 筑波大

予選リーグ各ブロック1位による決勝トーナメント1回戦も行われ、日本リーグ1部勢の日鉄物流ブレイザーズ、シチズン時計、リコーが意地を見せた。

日鉄物流ブレイザーズはケアリッツ・アンド・パートナーズとの実業団対決に3-0の完勝。大型新人・岡野俊介(朝日大)は、髙見真己とのダブルスでトップで勝利し、3番では吉村和弘を完封。日鉄は予選リーグから無失点で準々決勝に勝ち進んだ。

単複で勝利した岡野

リコーは筑波大と各試合ともに競り合いとなったが、勝負どころで粘り強さを発揮。最後はバック表の中村光人が筑波大の鈴木笙に競り勝ち、チームの勝利を決めた。

0-1で迎えた2ゲーム目をジュースで奪って流れを引き寄せた中村

シチズンは早稲田大との5番までもつれる大接戦。シチズンがダブルスと2番を取り、勝利まであと1点と迫ったところで早稲田大が反撃。3番では早稲田大のエース・徳田幹太がカットの白山遼を攻略すると、4番では文星芸大附高から今春早稲田大に入学する星和志が阿部悠人をフルゲームで破る金星。ラストは上村慶哉と磯村拓夢の左腕対決となったが、上村が経験の差を見せつけて勝利し、シチズン時計が準々決勝進出を決めた。

敗れはしたものの、混戦の予選リーグを突破し、実業団にも善戦した早稲田大。写真は阿部に勝利した星を迎えるワセダベンチ

⚫︎準々決勝の対戦
明治大 vs. 日鉄物流ブレイザーズ
ケアリッツ・テクノロジーズ vs. 日の出医療福祉グループ
日野キングフィッシャーズ vs. シチズン時計
愛知工業大 vs. リコー

 

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