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東京五輪のリザーブは宇田幸矢と早田ひなに決定。日本卓球協会が発表

東京五輪のリザーブは宇田幸矢と早田ひなに決定

本日、日本卓球協会理事会が行われ、会議後に会見が行われた。

東京五輪のリザーブ選手に宇田幸矢(明治大・世界ランキング36位)と早田ひな(日本生命・世界ランキング25位)が選出され、理事会で承認された。両名ともダブルスなどの強さを考慮しての選出と宮崎義仁強化本部長が説明した。

五輪におけるリザーブ選手は、団体戦において代表の3名に故障者(医師の診断書が必要)が出て、交代する時のみに起用される。最近では、2012年ロンドン五輪で、韓国女子の朴美英が団体戦1回戦に出たあとに、唐イエ序(タン・イエソ)に交代したケースがある。

 

 

東京五輪の男子リザーブに選ばれた宇田幸矢(明治大)

 

 

東京五輪の女子のリザーブに選ばれた早田ひな(日本生命)

 

 

日本代表監督推薦プロジェクトメンバー7名が決定

理事会では、日本代表監督推薦プロジェクトメンバー7名が決まったことが報告された。これは東京五輪後のナショナルチームの男女監督を決めるためのプロジェクトである。「オリンピック後に現在の監督の継続の意思などを確認しながら進めていく」(宮崎強化本部長)。

メンバーの7名は以下の通り

安西弥一郎(協会常務理事)・岸田聡子(日本生命・協会アスリート委員会)・浜田美穂(協会理事)・平野早矢香(元五輪代表)・松下雄二(HNT監督)・星野一朗(専務理事)・宮崎義仁(強化本部長)

 

世界選手権ヒューストン大会(個人戦)の選考会が大分県杵築市で開催

11月にアメリカで開催を予定している世界選手権ヒューストン大会(個人戦・2021年11月23日~29日)の国内選考会が9月27日から30日まで大分県杵築市で行われる。

選考基準の詳細は近く日本卓球協会ホームページで公開されるが、日本は男女シングルスで5名ずつ、男女ダブルスで2組ずつ、混合ダブルス2組が世界選手権に参戦予定。

「東京五輪でメダルを獲得した選手は推薦、かつ本来、1協会3名ずつのシングルスのエントリーだが、100位以内の世界ランキング選手のいる協会にプラス1名、20位以内の選手のいる協会はさらに1名のエントリーが可能なので、世界ランキングの上位2名は推薦する」と宮崎強化本部長は説明した。

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