2月27日〜3月5日にかけてインドで開催中のWTTスターコンテンダーゴア。男子シングルスに登場した優勝候補の樊振東(中国/上写真:ピンパン世界)が、趙大成(韓国)に2-3で敗れ2回戦で姿を消す波乱が起きた。
●男子シングルス2回戦
趙大成(韓国) -7、-6、10、9、8 樊振東(中国)
序盤は両者ともに硬さが見られたが、樊振東が要所で安定感あるプレーを見せてゲームカウント2-0とリード。そのまま3ゲーム目も10-9とマッチポイントを握ったが、コースを狙ったチキータレシーブがオーバーしジュースへ。あとがない趙大成が打球点を落とした鮮やかなカウンターなど強気のプレーを見せ、逆転でこのゲームを奪う。
4ゲーム目、樊振東がサービスや3球目攻撃で流れを引き戻そうとするも、趙大成のミスを恐れない思い切りの良い両ハンドドライブが次々と決まり、勝負の行方は最終ゲームへ。勢いに乗る趙大成が前半で8-1と大量リードに成功。樊振東もそこから追い上げを見せたが、最後は趙大成の気持ちのこもった回り込み3球目攻撃が決まりゲームセット。樊振東にとっては手痛い逆転負けとなった。
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