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全日本卓球2021

松島は接戦制して16強。名電勢が16人中8人占める

●ジュニア男子4回戦
星優真(東山高) −6、8、8、6 吉山僚一(愛工大名電高)
芳賀世蓮(鶴岡東高) 8、3、−10、1 木暮桜介(埼玉栄)
岡野俊介(愛工大名電高) 6、8、−2、4 伊藤礼博(安田学園高)
葛西啓功(静岡学園高) 6、−9、9、4 谷本凌(育英高)
萩原啓至(愛工大名電中) −8、−10、6、7、7 田原翔太(明豊高)
高橋航太郎(実践学園高) 6、2、9 赤尾飛市朗(Five Stars)
鈴木笙(静岡学園高) 9、−7、6、8 坂井雄飛(愛工大名電中)
鈴木颯(愛工大名電高) 5、12、3 高橋慶太(田阪卓研)
谷垣佑真(愛工大名電高) 7、5、5 前出陸杜(高田高)
三浦裕大(遊学館高) 9、2、6 徳田幹太(野田学園高)
濱田一輝(愛工大名電高) 6、−9、−7、5、11 芝拓人(野田学園中)
加山雅基(愛工大名電中) 4、5、8 新名亮太(明徳義塾中・高)
篠塚大登(愛工大名電高) −11、1、5、4 板坂眞生(静岡学園高)
中村煌和(愛工大名電中) 3、6、2 柳澤幹太(実践学園高)
原田春輝(希望が丘高) 4、5、6 門脇康太(明豊高)
松島輝空(JOCエリートアカデミー) 13、5、−8、11 三木隼(野田学園中)

ジュニア男子4回戦の結果は上記のとおり。第1シードの吉山が敗れたものの、愛工大名電中・高の選手が実に8名もランク入りを果たした。一方、ライバルの野田学園勢はこの4回戦で全員が姿を消した。持ち前の爆発力を一般で発揮してもらいたい。

最後のジュニアで優勝を狙う篠塚大登は4回戦での勝利後、「いつも練習している場所より広いので、感覚が違うかなと思ったんですけど感覚としては良い感じだった。良い調子で、明日につなげられたかなと思います」とコメント。「ジュニアはもちろん優勝を目指しますけど、一試合一試合、自分のプレーができるよう、目の前の試合に集中していきたいなと思います」(篠塚)。攻守のバランスと完成度はジュニアのレベルを超えているが、ここから勝負所で攻めのプレーに徹することができるか。

篠塚は1ゲーム目を先取されたものの、逆転で5回戦進出

第2シードの松島は三木との左腕対決に3−1で勝利。3ゲーム目を落とし、4ゲーム目も先にゲームポイントを握られたが、逆転した。「今日の2試合目(三木戦)は自分が負けたことがある選手なので、最初は少し嫌だなと思ったんですけど、苦しい場面もありながら乗り越えられて良かったと思います。緊張していても足は動いていた」と試合後のコメント。「去年はまだ小学生だったので、パワーで押されることがあったけど、エリートアカデミーは食事の環境や練習環境も良いので、身長も伸びたし、パワーもついた。去年よりはパワーには自信はあります」(松島)。身長は昨年の149cmから155cmまで伸び、体つきも締まってきた。カットの原田と当たる明日の5回戦がひとつのヤマだ。

松島、三木との左腕対決はやや苦しんだものの、競り勝った

名門復活の兆しか。実践学園高の高橋航太郎がベスト16入り

こちらも実践学園高の柳澤幹太。サービスのうまさは相変わらずだが、体躯が絞り込まれ、ラリー戦でも強さを見せた

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