卓球王国 2021年1月21日発売 vol.286
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全日本選手権2021

充実の大藤沙月。完勝で8強入り。小塩が敗れる

●ジュニア女子5回戦
大藤沙月(四天王寺高) 3、7、4 吉井亜紀(就実高)

ジュニア女子5回戦、会場で最も早く試合を終わらせたのは前回女王の大藤沙月!
対戦相手の吉井はバックハンドが強く、ラリー戦で力を発揮するタイプだが、試合後に「今日も受け身にならず、自分から攻めていけたのが良かった」とリモート会見でコメント。サービスがうまい大藤だが、新型コロナの自粛期間中には3球目攻撃の威力と精度を高め、「打たせて取る」プレーから「自分から決める」プレーへの変身を模索してきた。その成果が出たストレートでの勝利だ。

「今年は優勝へのプレッシャーは特にない。ここから同士討ちが多くなってくると思うので、全部向かっていく気持ちで優勝目指して頑張ります」(大藤)。ブレない強さで頂点へと突き進んでいる。

ブレない強さを見せている前回女王・大藤沙月

●ジュニア女子5回戦・その他の結果
面田采巳(四天王寺高) −7、4、6、4 上澤茉央(明徳義塾中・高)
原芽衣(ミキハウスJSC) 11、4、8 野村光(桜丘高)
菅澤柚花里(四天王寺高) −4、−9、6、3、9 青井さくら(明徳義塾中・高)
横井咲桜(四天王寺高) 3、3、4 青木咲智(ミキハウスJSC)
赤江夏星(香ヶ丘リベルテ高) −10、8、7、3 由本楓羽(貝塚第二中)
中森帆南(四天王寺高) 8、−9、1、6 上澤杏音(貝塚第二中)
白山亜美(明徳義塾中・高) −7、4、5、5 小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)

ジュニア女子5回戦のその他の試合では、第2シードの小塩が白山に敗れ、ベスト16でストップ。1ゲーム目を奪ったものの、2ゲーム目以降は完全にペースを握られた。「足があまり動かなくて、攻撃もあまりよくなくてカットも崩れてしまった。一般ではしっかり粘って頑張りたい」と試合後のコメント。この寒さ、そして朝一番の試合。調整が難しい部分もあったか。

女子のベスト8は四天王寺高・ミキハウスJSCから実に6名が勝ち残った。香ヶ丘リベルテ高の赤江もベスト8に進出し、地元・大阪勢が8人中7人を占める圧倒的な強さを見せている。

小塩は白山の重いパワードライブをしのぎ切れず

小塩を破り、大阪勢以外では唯一のベスト8入りを果たした白山