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全中2021

全中、女子団体。強豪校が勝ち上がる

栃木県宇都宮市・日環アリーナ栃木で8月24〜26日に試合が行われる「全国中学校卓球大会」(全中)。初日の本日は男女団体戦第1ステージ、3チームによるリーグ戦が行われたが、女子も男子と同様、強豪校が順当に勝ち上がった。明日の第2ステージ(トーナメント)の組み合わせは下記のとおり。

【女子団体】
◆1回戦
A:中間東(福岡)vs.横浜隼人(神奈川)
B:明徳義塾(高知)vs.四天王寺(大阪)
C:山陽学園(岡山)vs.名経大高蔵(愛知)
D:貝塚二(大阪)vs.明豊(大分)
E:土佐女子(高知)vs.益田(島根)
◆2回戦
玖珂(山口)vs.1回戦Aの勝者   
1回戦Bの勝者vs.1回戦Cの勝者
川北(石川)vs.1回戦Dの勝者
1回戦Eの勝者vs.武蔵野(東京)

春の選抜大会4強、貝塚二、山陽学園、横浜隼人、明徳義塾ら、強豪校は順当に勝ち進んでいる。そして選抜不出場の四天王寺も、2試合ともオールストレート勝利での5-0と、圧倒的な強さを見せた。また貝塚二も2試合とも5-0で勝利。明日は四天vs.貝塚二の大阪対決が見られるだろうか。四天王寺のブロックには明徳義塾、山陽学園が入る激戦ゾーンとなり、明日は1〜2回戦からヒートアップしそうだ。

市川(松戸六/奥)が上澤(貝塚二)から1ゲームを奪う健闘を見せたが、貝塚二が5-0で勝利

女子第1ステージ随一の激闘となったのは、明豊(大分)と和洋国府台(千葉)の一戦。和洋が前半で2連勝も、ダブルスを競り勝った明豊が逆転し、第2ステージへと駒を進めた。

明豊ラスト渡邉が香坂(和洋国府台)を振り切ってチームの勝利を決めた

 

 

加古川中部(兵庫)などで、中学から始めたチームを度々全国大会に引き連れてきた丸田二郎先生が本年度で退任。その最後の年に、4年前から赴任して指導を始めた神吉(兵庫)が近畿大会3位で全中に出場を果たした。第1試合で川北(石川)に0-5で敗れ、第2試合は不戦勝。試合での勝利はならなかったが、全員が中学から卓球を始めたメンバーによる全国大会出場は快挙だろう。

神吉(兵庫)。右奥が丸田先生

 

 

例年は各校主将が参加する第2ステージのトーナメントの抽選会は、コロナ対策のため役員によって行われた

★「第52回 全国中学校 卓球大会」公式サイト

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