卓球王国 2024年4月22日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
全中2021

2年ぶりの全中が本日開幕。男子団体は強豪校が順当に予選リーグを突破

 本日より、栃木・日環アリーナ栃木にて全国中学校卓球大会、通称“全中”が開幕。初日の今日は男女団体の予選リーグが終了し、明日の決勝トーナメントに進む男女13校が決定した。明日行われる男子団体決勝トーナメントの組み合わせは下記のとおり。

 

【男子団体】

◆1回戦

A:浜松修学舎(静岡)vs.安田学園(東京)

B:野田学園(山口)vs.中間東(福岡)

C:明徳義塾(高知)vs.上宮学園(大阪)

D:明豊(大分)vs.出雲北陵(島根)

E:愛工大名電(愛知)vs.城南(石川)

◆2回戦

松徳学院(島根)vs.1回戦Aの勝者

1回戦Bの勝者vs.1回戦Cの勝者

実践学園(東京)vs.1回戦Dの勝者

1回戦Eの勝者vs.可部(広島)

 

 男子では大きな波乱はなく、今春の選抜ベスト4の愛工大名電、野田学園、明徳義塾、中間東をはじめとした強豪校が予選を通過。

 前回の全中(2019年度大会)で王座奪還を果たし、今春の選抜でも王座に返り咲いた愛工大名電は予選リーグ2試合ともに5-0で勝利。弘前東(青森)との試合では渡邊が北嶋の独特のリズムのプレーに苦しみ、マッチポイントを握られたが逆転で勝利を収めた。

独特のリズムのプレーで健闘を見せた北嶋

最後は渡邊が踏みとどまった

 

 接戦の末に決勝トーナメント進出を決めたのは松徳学院。三和(熊本)との決勝トーナメント進出をかけた予選リーグ最終戦では2-2でラストに回り、山本が松田のバックドライブに苦しむも、我慢のプレーで流れを引き寄せて逆転勝利で予選通過をつかんだ。

ラストで勝利し、笑顔の松徳学院・山本

三和・松田も好プレーを見せた

 

 抽選により決まった決勝トーナメントの組み合わせを見ると、各ブロックに満遍なく強豪が散らばった印象。愛工大名電の連覇か、優勝経験のある明徳義塾、実践学園、中間東の王座奪還か、それとも野田学園をはじめとしたチームが初の王座を勝ち取るか、明日は決勝までが一気に行われる。

関連する記事